MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~隅田川佃島界隈

2021年10月15日 | まち歩き

築地明石町の聖路加ガーデンを散策後、さらに隅田川沿いの佃島界隈を散策していました。

佃大橋の脇には、「佃島渡し」の石碑があり、佃大橋が出来る約60年前には「佃の渡し」として明治時期から昭和の中期まで佃島との重要な交通機関として機能していた要所だったようです。

佃大橋を渡り佃島へ入ると、大川端リバーシテイの高層ビル街に、青空を背景に中央大橋と東京スカイツリーが聳え立つ景観が見られ、快適な気分を感じられます。

佃公園では、佃小橋の先に大川端リバーシテイ21が聳え立ち、半世紀前の光景を思い浮かべてノスタルジックな気分になっていました。

溜り場の脇に鎮座する「佃波除稲荷神社」に立ち寄ると、鳥居の脇に「さし石」と呼ばれる力石が3個置かれており、漁業に従事する人達が持ち上げて力を競い合ったそうで佃島の歴史が刻まれています。

赤い欄干の佃小橋と船溜まりの光景は、スケッチのモチーフとして素晴らしくこれまでも描いてきましたが、懐かしさが感じられます。

佃島のシンボルの住吉神社は、夏には勇壮な神輿が繰り出す佃まつりで賑わいますが、今年も開催されなかったそうで、以前の光景を想いながら参拝していました。

住吉神社の赤鳥居の傍にも、佃の渡しの「佃島渡船」の石碑が残されています。

隅田川遊歩道には、四角二層の石川島灯台がありますが、現在は公衆トイレとなっています。

中央大橋は、X字型の特徴的な主塔と32本のケーブルが描く美しい斜張橋ですが、隅田川と友好河川のセーヌ川に因んでフランス風のデザインとなっています。

中央大橋から隅田川上流を眺めると、永代橋の先には東京スカイツリーが望める絶景が見られました。

中央大橋から相生橋へ繋がるウオーターフロントは、石畳の遊歩道が続く石川島公園も隅田川と友好河川のセーヌ川に因んで「パリ広場」と名付けられています。

中央大橋の上流側には、フランスパリから贈られたブロンズ像が立ち、日仏友好の記念碑の彫像「メッセンジャー」が、スカイツリーを眺めていますね~

大橋を渡り対岸の隅田川テラスからは、永代橋と東京スカイツリーの絶景が望めます。。

隅田川に架かる三大名橋の一つ永代橋は、夜にはライトアップされて夜景が美しい美橋で勝鬨橋、清洲橋と共に、国の重要文化財に指定されています。

日本橋川に架かる豊海橋は、梯子を横に倒したような構造のフィレンデール橋と呼ばれる名橋で、有形文化財となっています。

豊海橋の先には、明治15年に開業した「日本銀行創業の地」の石碑が設置されていて、創業時の本館の図が彫られています。

日本橋川の上流の茅場橋も昭和初期に造られた橋ですが、橋の上には首都高が走り欄干には、当時を思わせる造景が描かれています。

久し振りに隅田川・日本橋川の名橋や佃島界隈の歴史ある街の光景を楽しみながらの散策でした。


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