雛祭りシーズンも過ぎましたが、先日、藤沢宿の蔵まえギャラリーで開催されていたお雛様飾りを観てきました。
蔵まえギャラリーは、築90年の米穀店の母屋と蔵を使って色々なアートが展示されるアートギャラリーとなっており、藤沢宿の遺産となっています。
今回も、藤沢の旧家に保存されていた立派なお雛様が、10セット飾られていました。
七段飾りや五段飾りなど、現代社会ではあまり見られない豪華絢爛な展示されています。
飾りは、内裏様(男雛)が向かって左、(女雛)が向かって右に並んで、関東雛で、三人官女や五人囃子、随臣などそれぞれの表情や衣装も素晴らしく日本の伝統の美を感じますね~
百年前に作られた五段飾り雛も歴史的文化財でした。
会場の一角には、木彫りの七福神も飾られており、貴重な文化財となっています。
蔵まえギャラリーから藤沢宿交流館へ向かうと、会場の壁に着物やつるし雛が飾られていました。特に着物飾りは、小切れを縫い合わせた「百徳着物」の飾りで、多くの福を呼ぶ当時の風習が感じられました。
「パンの倉 風土」カフェの七段飾り雛もかなり古い貴重なお雛様のようです。
日本伝統の雛祭り文化に感動したひと時でした