子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

7月のイエティくらぶ札幌校~イエティーズ~活動報告

2007年07月15日 20時56分48秒 | 札幌まるやま校
本日は札幌市西区福井緑地左股川でのイエティーズ。
今回で第2回目となります。

3歳から5歳の幼児11名とその保護者11名、
スタッフ9名で計31名での活動となりました。

まずは、あいさつと、イエティーズの歌と、絵本の読み聞かせから始まった
イエティーズ。
保護者の皆さんには、「子どもの能力を引き出すように、あんまり引っ張り過ぎないようにしてみましょう」とあもんさんのお話がありました。

「みんな、今日はみんなの白いTシャツに色をつけたいんだけど、どうしたら、色をつけることできるかな?」・・・・、
「絵の具で・・・、」「エンピツで・・・、」
「葉っぱで・・・!!!」、ということで、みんなで葉っぱで色がつくかどうか試してみました。葉っぱを紙にこすりつけて、グシュグシュすると、紙に黄緑色がつきました。「じゃあ、もっと葉っぱを集めて、Tシャツに色をつけよう!」
「・・・、でも、葉っぱがあるのは、川の向こう側・・・、」「どうしたら、わたれるかな」・・・と、いろんなことを子どもたちと考えながら、物事は(おとなからみれば)ゆっくりゆっくりと進んでいきました。子どもを信じてまっていれば、どうすればいいのか自分で考えて,子どもなりの答えを出してくれました。

例えば、採ってきたヨモギを洗う時には、ヨモギが流れてしまわないように、みんなで石でプールを作りました。



川底が滑ってしまい、歩くときに何度も転んでしまう子も、「どうしたらころばないかな?」と、ちょっと考えるきっかけがあれば、いつの間にか手も使うようにして、滑らない術を身につけていました。



・・・、などなど、一つ一つの物事が実は、子どもにとっての成長する機会なんだ!と、かざぐるまさんの山田さんや皆さんの丁寧な声がけ一つ一つによって、子どもたちの能力が引き出されます。


あとは、へびが、川を泳いでいるのを



みんなでみて、びっくりしました!



川の虫のこと、はっぱでつくる笛など、いろんなことを教えてくれる”おじい”こと孫田さんにも、子どもたちは興味しんしんでした。



そうそう、Tシャツには、石を結んで、模様をつけることにしました。



「Tシャツに色がつきますように願いをこめて!」
「よぉ~もぎ!(一本締め風)」と、みんなで、気合を入れています。



あとは、ご飯をたべて、染まるのを待つのみ。
かわで沢山あそびました。大人も子ども入り乱れての、いきものさがしに熱中しました。



もう、腰までびっしょり。
でも、元気イッパイ。



とうとう出来上がったシャツ!
広げてみると、なんともすばらしい出来上がり!
みんな大喜び! 願いが通じたかな。




というわけで、今回のイエティーズは、おしまい、おしまい。
また、次回もこの左股川を舞台に活動します。
今度は、みんながおさかなのように川に流れてみよう!
次回は8月19日、よろしくね!




<イエティーズ 西埜 将世(もんきー)
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