子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

寒さのオカゲでできることキャンプ④

2010年12月29日 09時53分12秒 | いぶり校
どんころ野外学校の奥にある北沢小屋に一泊しました。
案外薪ストーブがあったかくて、みんな快適な夜を過ごしたようです。
(じゃんけんに負けたこんちゃんが薪をくべてくれた)

待ちに待った、「寒いからこそ出来るスポーツ」に挑戦します。
どんころ野外学校は、そんなウィンタースポーツを提供してくれる
ガイド集団でもあるのです。

その1は、犬ぞりです。
ガイドの新野さんに、犬と触れ合うところから進めてもらいます。

 

そして、ガイドとかスタッフが同乗しない、犬と自分たちだけの関係で
犬ぞりが出発!「ゴーゴー!」「ウォー!」と声をかけて
冬の南富良野を疾走します! 気持ちいい!!



その2は、カーリングです。
南富良野町は、なんとカーリングのとても盛んなところで、
町営のカーリング場があります。
そこで、なかなかやる機会のないスポーツに挑戦しました。

スイープって、ブラシをかける練習ですね。
けっこう疲れます。




どんころ野外学校の校長、目黒さん、そして隆平さんが
直々に教えてくれます。



そして、トリノ・バンクーバーオリンピック代表の
萌絵さん(目黒さんの娘さんであります)も
インストラクトしてくれました。



なんともぜいたくな時間です。
それにしても、とにかくつるつるな氷の上を、つるつるする靴を履いて
ああだこうだやります。
でも、最後はなんとか試合ができましたね。



とっても簡単だけど、とっても難しいこの競技。
いろんな工夫が隠されていますよ。

で、夜はトマムリゾートでナイタースキー。



初めての子も、なんとかリフトに乗って降りてこれました。



スポーツっていうのは、
厳しい自然の中で上手に生きていく技術が高まって、
その結晶なんだと思うのです。
いわば、工夫の塊。
スポーツそのものを楽しむことはもちろんですが、
スポーツから厳しい冬の中で生き抜いていく術を
見つけてほしいものです。

いやあ、もうスポーツ三昧だったな!!








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寒さのオカゲでできることキャンプ③

2010年12月29日 08時08分26秒 | 札幌まるやま校
占冠バウンドの最終日です。
初日は、学校の周り、地元の子。
2日目は、近くの森、エゾシカ。
そして3日目は、そんな占冠に住む人のお宅へお邪魔します。

9時から15時まで、ショートホームステイと称して
占冠村に住む方のお宅へお邪魔しました。
お手伝いいただいたのは、「清流大学」という
占冠村の高齢者大学の皆様です。
6件のお宅に、3人ずつ分かれてお邪魔しました。

両方が共に出会う瞬間がとっても楽しそうです。
訪れるほうも、迎えるほうもとびっきりの笑顔で出会います。
昨夜作った名刺を渡し、自己紹介をした後に、
各家庭のペースに合わせて遊ばせて頂き、
そしてなんとお昼ご飯を食べさせてもらいました。

いつもはとても質素なキャンプの食事。
しかし、この時ばかりは、どこも豪勢な食事が並んだようですよ。
そして、遊んだ後は、お約束のお手伝いです。
屋根の雪下ろしとか、雪かきとか、そんなことをしてきたようです。
なんと、村の大型除雪車にも載せてもらった、
なんて言う子もいたようです。

そんな感じで、占冠村の美しい自然と、
その自然の中で生きている人々たちとの生活が終了しました。

ここからは、そんな自然環境の中で工夫して生きていく、
というか、工夫して楽しむ、という段階に入ります。

次は南富良野・どんころ野外学校です。
あたりはもうすでに真っ暗です。
そんなどんころの奥にある、「北沢小屋」という山小屋に泊まります。



ここは、電気がありません。暖房は、薪ストーブのみ。
しかも、外はマイナス8度。
さあ、どうやったらうまく過ごせるのか?
…なんていうチャレンジなのですが、
どうもみんなハイテンション。
まあまあ騒々しくもにぎやかに、夜の山小屋を楽しみました。

明日は、いよいよ犬ぞりとカーリング、
そしてスキーというウィンタースポーツ三昧です。
寒さを生かした遊びや文化を体感します!
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