子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ登別10月・2日目

2007年10月21日 13時26分31秒 | いぶり校
風が強く、そして時折雨が降りつけるような天気でしたが、
何とか外にいけそうです。
ジャムをつけて食べる「薄焼きパン」を焼くための薪を採りに、
施設の向かいにある山神社裏に出かけました。

まあ、薪を採るために山に入ったのですが、
せっかくの山です。薪を拾いたい子はひろい、
そうでない子は好きなように遊んでおりました。



すると、
立ち枯れた木を倒す「木たおし」なる豪快なあそびが生まれたり、
たまたま持っていたのこぎりを見つけてその倒した木を切ったりして、
仕事とあそびがどんどん混ざっていくような雰囲気が生まれてきました。
あ、トドマツのマツヤニで練りあめを作っていた子もいたな。
ためしに舐めたら・・衝撃的な味がしました! 



そして、炊事棟で「薄焼きパン」を焼きます。
小麦粉に塩を混ぜたものを水で練って、
500円玉よりもちょっと大きいぐらいまでに延ばします。
それを火で軽く焼いて食べます。
うん、簡単ですがものすごくおいしいのです。
ああ、ジャムをたっぷりつけてね。



そしたら、スタッフの「せい」が、
「もっと大きいの食べたいっす」と、
まるでピザのような大きなパンを作りました。
みすたーと二人、
ピザ生地広げ職人のように美しく丸い生地を作っていたな・・・。



ということで、最初から最後まで、秋を大満喫した2日間でした。
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イエティくらぶ登別校「きのみあそび」1日目

2007年10月21日 00時28分02秒 | いぶり校
イエティくらぶ登別校、月例第4回目は「きのみあそび」です。
すごい雨がふる、なんて言われていたので心配していましたが、
見事に晴れ渡りました!よかった・・・。
美しい紅葉に見守られながらの活動となりました。

◆ 雨が降っているけど、でも外に出よう
 天気予報をみると、どうも天気がよろしくないようで…。
でも、気をもんでいるのはどうやらスタッフだけ。
子ども達は全然雨なんか気にしていません。
ネイチャーホールで「アイスブレイク」という
みんなが仲良くなれるようなゲームをしたあとは、雨具を着て外に出ました。
もうだいたいの子は、ふぉれすと鉱山周辺の遊び場所を知っています。
1ヶ月ぶりにあった子達とあっという間に打ち解けて、あそびはじめました。
一方、今回も森トンハウスでの宿泊に挑戦します。
しかも、森トンハウスだけでなく、あの「森のおうち」でも
泊まれることになりました!
早速カギを開けて中の様子を見ます。
「もう今から寝たい!」なんていう子もいたりして、
ますます今日一日の活動が楽しみになってきました。

   

ということで、今日は一日中雨具を着ての活動となりました。
上手な雨具の着こなし方を教えてもらったり、上手に長靴を使うコツ、
なんていうのもマスターしました。

◆ 食べられる木の実が採れるか!?
 お昼を食べた後外を見たら、お、雨が上がりました!
でも草木はぬれているから、また雨具を着て外に出ます。
なんとか食べられる木の実を採りたいねといいながら、周辺の森を歩きました。
もう何度も着ている子が「あそこにブドウがあるから」とヤマブドウがあるところを案内してくれます。
しかし、あるにはあるけど、本当に高いところにあるんです。
スタッフがよじ登って、下で受け取りました。
また、すぐそばになんと洋ナシがなっているところがあり、
近所のおじいちゃんが「こうやって採るんだ」と
バサバサ木をゆすってくれました。
まるでバクダンのように落ちてくる洋ナシをみんなで拾いました。

それにしても、見事な紅葉です。
木の実とかなんとか、とこちらが何か仕掛けなくても、
そこにいるだけでなにか気持ちが高ぶってきます。
最後は、思い思いに落ち葉を拾ったり、トチの実を拾ったり、
近所で飼われているポニーにえさをあげに行ったりと、
鉱山の秋を存分に楽しみました。
とにかく、ノンビリとしたいい時間が流れているのです。
もう何時間もそこで遊んでいた感じ。

   
 
◆ 味覚の秋です
 ブドウだけでなく、今年もいろいろな秋の実りが届き始めています。
登別漁港で、プリプリに太ったサケを2本ももらってしまいました。
これは食しないわけにはいかないと、
早速みすたーにみんなの前でさばいてもらいました。
そして出てきた夕食は「アラ汁」「チャンチャン焼き」。定番です。
しかし、みんなよく食べたな。あっという間になくなっちゃいました。

お風呂に入ったあとは、ジャム作りや洋ナシの皮むきをしました。
今回は、みんなにもごはん作りを手伝ってもらい、
食べ物が目の前で出来上がっていく様子を一緒に楽しみました。
だから、みんなおいしそうに見えるんですよね。
これからも、こんな機会を増やしていきたいと思っています。 

また、だいぶ顔なじみが増えてきたからでしょうか、
ぼくたちが何かを仕掛けなくても、子ども達だけで勝手に、
しかも面白い遊びを見つけ出すようになりました。
この自由時間、イエティくらぶではものすごく重要だと思っています。
自由時間こそ、子ども達のいろんな能力が引き出せると考えているんですね。
これからもそんな時間を十分に取れるようなプログラムを
作っていきたいと思います。

   
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