10月4日、安平町(早来町と追分町が合併してできた町)にある
追分中学校2年生の皆さん(40名)に自然体験活動プログラムを提供してきました。
もう3年目となるこの活動。
だいぶ先生方と私たちとの信頼関係も高まってきています。
事前に打ち合わせに伺ったのですが、
私たちに対して、とても丁寧に「今年の子ども達の様子」や
「そんな子達に、こうしてあげたい」という先生方自身の思いを
本当に丁寧に伝えてくださいました。
こういう信頼関係というのは、とっても嬉しいものですね。
熱い「思い」があるからこそ、カタチがで見えます。
私たちも、よりベストを尽くそうと気合が入ります。
そんな打合せを経て生み出されたプログラムは、
なんと「スローな一日を過ごそう」という、なんともオシャレなものでした。
今年は、ヤマブドウやコクワの実入りがとても良いのです。
そんな当たり年だからこそ実現した、特別感あふれるプログラムです。
①ヤマブドウやコクワを採る
②煮詰めてジャムにする
③クラッカーに載せて食べる
活動としては、シンプルです。それを、
協力したり、工夫したりといういろんな要素をを組み込みながら、
一日かけてじっくりと進めます。
まず、たわわに実るヤマブドウ、そしてコクワを
みんなで採りにいきます。
最初はややローテンションな子達でしたが、
始まるや否や、一気にテンションが上がりました!
ひとたびコツをつかむと…、もう林の中から出てきません!
野山から何かを採る、とか、狩る、っていうのは
人間の本能の部分を大きく揺さぶるのでしょうか…。
(もちろん、安全や採りすぎには十分注意して進めました)
どっさりと採れた果実を新聞の上に広げ、一粒ずつ房から外しました。
その時間は、何というんでしょうか…満ち足りた、幸福感たっぷりの
雰囲気が広がります。生徒の皆さんも、先生方も笑みがこぼれます。
鹿公園に移動し、お昼をとったあとは
いよいよジャム作りにとりかかります。
いつもは、簡単にカセットコンロなどで作ってしまうのですが…、
何せ今回のテーマは「スローライフ」です。
たき火を起こして、火を使ってコトコト煮詰めることにしました。
しかも、燃料は周辺に落ちている木の枝。かなり難易度が高いのです。
そこで、我がねおすの誇る「チャッカ三兄弟」の三男でいらっしゃいます
しゅんちゃんの登場。
実にテンポよく、そして実に理路整然と鮮やかに
火付けの技術を伝授してもらいます。
これは圧巻だったな。
みんな、ぐわーっとしゅんちゃんの手元を見つめておりました。
先生達も、かぶりつきで見てましたね。
お陰で、どのグループもさしたる問題なく火を起こす事ができました。
そこからは、じっくりと煮詰めます。
火を調節する人、かき混ぜる人、枝を拾ってくる人、何かしら調達してくる人と
我々が何も言わなくても、
グループ内が自然と組織化され、効率よく動き始めます。
そして、完成。
あんなにあったヤマブドウが、これだけになってしまうのかと
びっくりするぐらいの少量。でも、そこにいろいろな思いが凝縮しています。
スタッフが、その辺に生えていたクマザサを使って作ったお茶と一緒に
クラッカーに載せて頂きました。
おいしくないはずがありませんね。
生徒さんには、スローライフとか、スローフードとか、そんな言葉は
ピンとこなかったかもしれませんね。
でも、すべてのものを「そこ」からもらってくる、という感覚、
そして自分の手で作り、食べるという、感覚を全開にした活動は
とても分かりやすく、身体に沁みこみやすかったのではないでしょうか。
とにかく、とてもよいお天気の中、
ノンビリとリラックスした一日を過ごすことができました。
誰だったかなあ、鹿公園にある時計を見て
「あれ、まだこんな時間だったの?」だなんて言っていましたね。
最高のほめ言葉であります。
追分中学校2年生の皆さん(40名)に自然体験活動プログラムを提供してきました。
もう3年目となるこの活動。
だいぶ先生方と私たちとの信頼関係も高まってきています。
事前に打ち合わせに伺ったのですが、
私たちに対して、とても丁寧に「今年の子ども達の様子」や
「そんな子達に、こうしてあげたい」という先生方自身の思いを
本当に丁寧に伝えてくださいました。
こういう信頼関係というのは、とっても嬉しいものですね。
熱い「思い」があるからこそ、カタチがで見えます。
私たちも、よりベストを尽くそうと気合が入ります。
そんな打合せを経て生み出されたプログラムは、
なんと「スローな一日を過ごそう」という、なんともオシャレなものでした。
今年は、ヤマブドウやコクワの実入りがとても良いのです。
そんな当たり年だからこそ実現した、特別感あふれるプログラムです。
①ヤマブドウやコクワを採る
②煮詰めてジャムにする
③クラッカーに載せて食べる
活動としては、シンプルです。それを、
協力したり、工夫したりといういろんな要素をを組み込みながら、
一日かけてじっくりと進めます。
まず、たわわに実るヤマブドウ、そしてコクワを
みんなで採りにいきます。
最初はややローテンションな子達でしたが、
始まるや否や、一気にテンションが上がりました!
ひとたびコツをつかむと…、もう林の中から出てきません!
野山から何かを採る、とか、狩る、っていうのは
人間の本能の部分を大きく揺さぶるのでしょうか…。
(もちろん、安全や採りすぎには十分注意して進めました)
どっさりと採れた果実を新聞の上に広げ、一粒ずつ房から外しました。
その時間は、何というんでしょうか…満ち足りた、幸福感たっぷりの
雰囲気が広がります。生徒の皆さんも、先生方も笑みがこぼれます。
鹿公園に移動し、お昼をとったあとは
いよいよジャム作りにとりかかります。
いつもは、簡単にカセットコンロなどで作ってしまうのですが…、
何せ今回のテーマは「スローライフ」です。
たき火を起こして、火を使ってコトコト煮詰めることにしました。
しかも、燃料は周辺に落ちている木の枝。かなり難易度が高いのです。
そこで、我がねおすの誇る「チャッカ三兄弟」の三男でいらっしゃいます
しゅんちゃんの登場。
実にテンポよく、そして実に理路整然と鮮やかに
火付けの技術を伝授してもらいます。
これは圧巻だったな。
みんな、ぐわーっとしゅんちゃんの手元を見つめておりました。
先生達も、かぶりつきで見てましたね。
お陰で、どのグループもさしたる問題なく火を起こす事ができました。
そこからは、じっくりと煮詰めます。
火を調節する人、かき混ぜる人、枝を拾ってくる人、何かしら調達してくる人と
我々が何も言わなくても、
グループ内が自然と組織化され、効率よく動き始めます。
そして、完成。
あんなにあったヤマブドウが、これだけになってしまうのかと
びっくりするぐらいの少量。でも、そこにいろいろな思いが凝縮しています。
スタッフが、その辺に生えていたクマザサを使って作ったお茶と一緒に
クラッカーに載せて頂きました。
おいしくないはずがありませんね。
生徒さんには、スローライフとか、スローフードとか、そんな言葉は
ピンとこなかったかもしれませんね。
でも、すべてのものを「そこ」からもらってくる、という感覚、
そして自分の手で作り、食べるという、感覚を全開にした活動は
とても分かりやすく、身体に沁みこみやすかったのではないでしょうか。
とにかく、とてもよいお天気の中、
ノンビリとリラックスした一日を過ごすことができました。
誰だったかなあ、鹿公園にある時計を見て
「あれ、まだこんな時間だったの?」だなんて言っていましたね。
最高のほめ言葉であります。