アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

箱根寄木細工

2007年11月12日 | みどりのアート
箱根山系は樹木の種類が多く、色の異なる木片を寄せて幾何学模様を作る寄木細工が江戸末期に箱根・畑宿に発祥したのです。寄木細工に用いられる木片は無着色で、精密に加工された木片を寄せて幾何学模様の種板を紙のように薄く削り、小箪笥・箱・装身具などに貼り付けます。厚さ1センチの種板から100枚も削りだすそうです。当時は箱根の土産品として、旅人に大変人気があったそうです。
私も箱根を訪れた記念に携帯電話のストラップを購入しました。種板を金太郎飴のように5ミリ厚に輪切りにしたもので、1×3センチ角の中に6色、51もの木片が寸分の歪みも無く精密に組み込まれています。無着色の天然材が使われているため、色褪せることは無く、使うほどに艶と深みが増してくるのだそうです。携帯に幸せ寄せる寄木細工を付け、永らく愛用したいと思います。(歳と皺が寄るだけかもしれませんが)

いにしえの 旅人の如く 寄木買う
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