ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ルリボシヤンマ 2018<9月②>

2018-09-28 | ルリボシヤンマ

<9.23>

今度こそ

ルリボシヤンマの産卵が撮れていません。1週間前は大概♀が来る小池でも♂が陣取っていて産卵なしでした。
今度こそはと初めての池に行きました。最高気温28℃まで上昇したものの、秋晴れのすがすがしい一日。

11時半頃、♂がいない池に♀が続けて飛来、撮影する前に樹上にいた♂に10分程で2♀が捕捉されました。
この間に撮れたのは一瞬産卵体勢になった1♀。♂の気配を察知して数秒で林に飛び去ります。

♀ 産卵 日が当たる開けた水面に一瞬着地した


その後、探雌行動が盛んになり、1♂は水面すれすれを隅々まで探し回りました。♀は全く飛来しません。
このままでは先週の二の舞、不安が募る13時50分頃、全ての♂が姿を消し、約5分後に♀が現われました。
産卵場所を偵察するように池を飛び、池と林の間を広く周回して戻ってきました。

♀ 飛翔


数ヵ所でホバリングしてから産卵開始。後は撮影できる場所にくるかどうか。まずは30秒程で草陰に入ります。
草に潜り込んで落着くとお手上げですが、愛想のよい♀で度々出てきてくれ様々のパターンが撮影できました。

♀ 産卵










約7分経過 ここでは落着いて約2分間産卵






この後、草のなかで落着き約23分間出てきません。縄張りの♂が戻って探し回っても見つかりませんでした。

約32分経過して何故か一瞬外に出る


再び草のなかに姿を消しましたが、今度は♂が見逃すはずがなく、確実に捕捉されるとみてカメラを構えました。
14時29分、♂が浴びせ込み連結、7秒で飛立ちました。当方に向かって突進してきて避けきれずに一瞬接触。
その影響があったのか交尾態になったものの上空で♀が離れて逃げました。結局、産卵時間は約35分でした。

連結態


上の♀が産卵を初めてから約10分後、次の♀が飛来。しばらく追いましたが、敏感で2分程で姿を消しました。

♀ 産卵 別個体




♀ 飛翔 産卵移動


探雌の♂です。正午頃がら数頭が現われバトルを展開、ホバリングを見せたのは限られた♂で短時間でした。

♂ 飛翔











2018.9.23 東京都


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