ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

グンバイトンボ  2016<6月②>

2016-06-22 | ・グンバイトンボ

<6.15 >続編

少ない産卵(午後の部)

待機したポイントで、午前中のグンバイトンボの連結産卵はゼロ。午後に期待したものの1対に終わりました。
昨年は、正午前後をピークに14時過ぎまで多数の連結産卵を見ています。小川の澱みに変化はなく不可解です。
一方、午前の様子から半ば断念していた交尾態ですが、妙な展開もあって2対を撮影できました。

12時半、漸く連結態が飛来して産卵を開始しました。5分程で産卵を止め、水辺のツルヨシに止まります。

連結産卵


静止した連結態


しばらく見ていると交尾を始める様子。移精行動はせず、何度も失敗しながら約3分かけて交尾態になりました。
交尾未済であったか、再交尾なのか不可解な行動でした。



交尾失敗


再度試みる


交尾態 




交尾は約30分間に及び、その後、再び連結産卵を始めました。

連結産卵




産卵移動


連結産卵


約1時間の連結産卵後、産み足りないのか単独産卵を始めます。一時休止しながら30分以上続きました。

♀ 単独産卵










近くに止まっていた警護の♂が様子を窺って飛ぶと、交尾拒否の姿勢を見せる


待機場所では他の連結態の飛来はなく、これを逃していたら産卵撮影ができずに終わるところでした。
時期が早いのか日が悪いのか分かりません。別の場所で2対を目撃していますが、草陰に潜って撮れていません。

交尾態は他に1対撮影。14時前、草叢の♀を縄張りの♂が連結し移精した時、別の♂に干渉されて飛びました。
見失って近くを丹念に探し、交尾態を発見しました。

交尾態




強い風が吹いて移動



2016.6.15 岐阜県


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