ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

コシボソヤンマ 2017<9月②>

2017-09-11 | コシボソヤンマ

<9.5>

逆コースで産卵

平年並みの気温に戻り、2日前見なかったミルンヤンマの産卵撮影に出直しです。谷は25℃前後で絶好の気候。
しかし、♂、♀とも一瞬現われたのみで終わり。この日もコシボソヤンマの産卵がメインになりました。

13時半過ぎ、下流に向かって歩くと、足元から産卵中の♀が飛出して真上の枝に止まりました。

♀ 静止 産卵休止


1分程で早くも降りて産卵再開。上流に移動して産卵することが多いのですが、この♀は下流に向かいました。
崖の岩の割れ目など堅い所ばかりに産卵するので落着かず、1ヵ所数秒で飛んで、また止まる繰返しでした。

♀ 産卵




♀ 飛翔 産卵移動


いつもと逆のコースを100m程追っていくこと約6分。辿り着いた土手で落着きました。ここで約2分間産卵。

♀ 産卵










再び移動して十数秒間産卵。岩や土を好む個体なのか朽木は無視、ここも土でした。





さらに下流に向かって飛びましたが追うのを止めたところ、上流から♂が飛来し産卵場所を順に見て回りました。
慌てて♀の行方を探すと、流れの先から交尾態が飛び出しました。残念ながら高い樹上に消えて万事休す。

しばらくして次の♀が現われ、今度は上流に向かいます。産卵中の♀を見つけましたが、すぐに見失いました。
今季は例年より多く産卵が見られます。しかし、♂はあまり姿を見せないという不可解な状況です。

♀ 産卵 別個体

2017.9.5 神奈川県


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