<9.28>
珍現象
朝晩冷え込み、やっと秋らしくなってきました。今季行っていない西多摩のミルンヤンマです。最高気温26℃。
午前中は3♂が流れを往復していたのみで、探雌行動が盛んになったのは15時頃から。よくあるパターンです。
この日はホバリングする♂を何度か目撃。淀みのある一角で、上流と下流から探雌する♂が丁度出会う地点です。
バトルになり飛び去ることが多いものの、下流からの♂が手前で速度を落とし時にホバリングを見せました。
過去の目撃もこの一角のみ。ホバリング自体は2、3秒ですが、長いと2分程留まるので撮影機会がありました。
約15分間に数回現われてホバリングしたのは見たことがない珍現象。バトル後も戻るので同じ♂と思われます。
13時20分頃の♂ 上流での探雌行動
14時40分頃の♂ ホバリング地点の手前で探雌
約3mの範囲をホバリングしながら飛ぶ ♀が来るポイントではなく縄張りを誇示する行動か
11時半頃に盛んに探雌していた♂が休止 15時を過ぎても動きなし
♀の目撃は2回。落着いた産卵は最後まで見られませんでした。
正午過ぎの♀ 産卵場所が定まらず数mから10数mで着地して上流に移動 ここで見失う
14時50分頃の♀ 転々と移動してやっと落着いたところで♂が飛来して逃げる
2022.9.28 東京都