<9.17>
やはり信州へ
信州のマダラヤンマ、予報では秋雨前線の停滞により晴れる日がなく、足止めされているうちに9月も中旬です。
東北も検討しましたが、同様に天候不安定。2日連続ならどこかで晴れ間があると、やはり信州に行きました。
初日は予報に反し日中の大半は晴。最高気温はやや高めの27℃。交尾態3対と産卵が撮影できて大正解でした。
交尾態は午前の撮影で全て青色型の♀。午後は16時過ぎに♀が入り何度も交尾態を目撃したものの撮影できず。
まずは10時10分頃、第一号の交尾態を目撃。しかし、ガマの奥に止まって撮影不可能。♀は青色型でした。
約30分後、何時になく多い撮影者のレンズの先に交尾態。風に煽られつつも、10分以上止まっていました。
交尾態
ほぼ同時に、少し離れた場所に現われた交尾態です。風が強くいつ飛ぶか冷や冷やもの。約2分間で飛びました。
次は11時45分頃、探雌の♂がガマのなかの♀を捕捉しました。午前中目撃の4対目、これも青色型の♀です。
交尾時間は約15分間でした。交尾を解くまで見届けましたが、連結態で飛立って一旦止まった後見失いました。
16時20分頃、産卵場所を探す♀を目撃しましたが、着地前に見失いました。広範囲を移動していた様子です。
16時34分、姿が見える所に出てきていました。約1分間産卵して移動、15分程しておそらく同じ♀を発見。
次に移動した所は撮影不能でした。産卵は相当運がよくないと撮れません。最後の♀が緑色型でした。
♀ 産卵
午前中のホバリングです。10時から11時に集中しその後はさっぱり。静止の♂も探さないと見られない状況。
夕方のホバリングもなし。♂を見ない割に交尾の目撃例が多いのは、ガマのなかで探雌に専念していたからか。
♂ 飛翔
♂ 静止
2018.9.17 長野県