ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オオルリボシヤンマ 2018<9月>

2018-09-10 | オオルリボシヤンマ

<9.6>

連結態

たまにはゆっくりオオルリボシヤンマでも撮ろうと、3年ぶりに信州の高原に行きました。現地到着は12時半。
ところが、強風が吹き荒れて♀もいません。本番予定の翌日は雨、短時間での撮影で終わりました。
14時過ぎに3♀の産卵を目撃したのみで♀が少ない分、面白いシーンに遭遇しました。気温は23℃止まり。

14時半頃、♀を追尾する2♂に1♂が加わり、高速で広く池を逃げ回った♀が草陰で産卵を始めた様子でした。
1♂がホバリングしているので駆け寄ると、真下で♀を叩き落として連結した♂が暴れていました。
産卵終了後の♀を追尾の♂が捕捉するシーンは見ていますが、産卵移動を含め産卵中の連結は初めての目撃です。
産卵開始前の追尾であったかもしれず詳細な状況は不明ですが、2♀しか見当たらない時間帯での出来事でした。

連結態


♀は草を掴み抵抗




発見して約3秒後 次の瞬間に飛立ち交尾態になって上空に消える


というわけで、探し回らないと産卵さえ撮影できない状況でした。天候の他、時間帯の影響もあるかと思われます。

♀ 産卵








この♀は♂が姿を消した15時頃から16時過ぎまで、悠々と産卵を続けていました。







♀ 飛翔 産卵移動





2018.9.6 長野県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする