ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤブヤンマ 2018<7月②>

2018-07-15 | ヤブヤンマ

<7.10>

ホバリング

♀が若いうちにヤブヤンマの産卵を撮影しておきたいので、6月下旬から出かけていますが、外してばかりです。
昨年までの池は♀が飛来しても産卵せずに飛び去ります。繁殖したアサザが池を覆っているのを嫌うようです。
2日前、所を変えて過去に外れがない暗い池に行きましたが、探雌行動は盛んでも何故か♀の目撃はありません。
この日は湿度が低い程度で気象条件に大差ありませんが、一転して多数の産卵が見られました。最高気温33℃。

産卵中の♀がいる池に♂が飛来して水面際の低い枝に止まりました。♀に気付かないのかチャンスを窺うのか。

♂ 静止


しばらくして産卵中の♀の捕捉を試みましたが、抵抗されて逃げられ、失敗。いつものパターンです。
♂は逃げられた場所に戻ってきて、数秒間ホバリングしました。取り逃がした後、たまに見せる行動です。

♂ 飛翔




♂ 静止 探雌行動中の休止 別個体

さて、狙いの産卵ですが、11時半頃に最初に現われた♀は、今季初の撮影の意に反しかなりの老熟個体でした。
相当敏感で、着地してすぐに姿を消すること2回、約1時間後の3回目の飛来で落着き、約8分間産卵。

♀ 産卵






次は待望の若い♀ですが、撮り難い場所ばかりに行きます。



3番目は再び老熟♀です。明るい場所で約13分間産卵して冒頭の♂に襲われました。





15時過ぎ、ほぼ同時に2♀が飛来。この日の産卵は計5♀。やっと産卵を撮影して一段落でした。







別個体


♀ 未成熟 林内に潜む

2018.7.10 東京都

コメント
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