ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤブヤンマ 2017<8月③>

2017-08-25 | ヤブヤンマ

<8.24>

猛暑日復活

昨日、関東各地で猛暑日が復活、今頃暑さが戻りました。まだ名残のミンミンゼミやクマゼミの声が聞こえます。
一方、夜になると秋の虫の音、季節の移り変わりが分からない状況です。終盤のヤブヤンマを見に行きました。
最高気温は35℃まで上がり、♀は全く現われませんでした。♀が来ないことには何も始まりません。

午前中、2♂が池端から林の中まで執拗に探雌して、1♂が低い枝に何度も止まりました。老熟前の個体です。
そのうち1時間以上動かず、ぶら下がりヤンマ状態になりした。今季はこれが見納めになりそう。

♂ 静止



2017.8.24 東京都

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ミルンヤンマ 2017<8月>

2017-08-25 | ミルンヤンマ

<8.22>

今季も順調

3日前は姿を見なかったミルンヤンマ。まだ早いとは思いつつ同じ谷に行きました。最高気温は前回同様32℃。
行って正解。2回目で産卵が撮影できました。しかも2♀が飛来、今季も順調に生息しているようです。
ただ、数年ぶりに大量発生のスズメバチには閉口させられます。コシボソヤンマの♀は通過したのみでした。

11時過ぎ、シダに潜り込む♀を発見。出てきたところで探雌のコシボソヤンマに驚いて姿を消し逸機しました。
産卵途中なので再び来るはず。約30分間待つと降りてきて上流に向かい珍しく日が当たる朽木に着地しました。

♀ 産卵


3分程辺りを飛び回ってから、大きな朽木に着地。この時期にしては落着いて約20分間産卵しました。







落着いたのは撮り難い所で、そこから動きません。撮影時間は十分でも最後まで望む位置には来ませんでした。



朽木の側面への産卵を真上から撮影




撮影中に次の♀が産卵に入りました。同じ朽木に着地しようとしましたが、先の♀に威嚇されて姿を消します。
先の♀が産卵を終えてから約30分後、おそらく逃げた♀が再び現われました。若くて綺麗な個体です。
例の朽木には近寄ろうとはせず、産卵場所が分かっていないのか、流れの中の石に何度も止まりました。
約40分間、飛来しては消える繰返し。敏感で数秒で移動します。その分、多様なパターンが撮影できました。

♀ 飛翔 産卵移動


♀ 産卵










♀ 静止 奥まった低木に休止


帰り道、未成熟♀が飛び出して梢に止まりました。まだまだこれからです。

♀ 未成熟 静止

2017.8.22 神奈川県

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