ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ハネビロエゾトンボ 2017<7月>

2017-07-29 | ・ハネビロエゾトンボ

<7.29>

生殖活動盛況

どこへ行くにしても天候が不安定な状況です。天気の影響が少ないハネビロエゾトンボの撮影に行きました。
よい頃合いで、思いどおり生殖活動が盛況。3時間程の待機で産卵の目撃は6回、5♀が♂に捕捉されました。
捕捉前に産卵の撮影機会が十分にあり、4♀を撮影。朝方の雨が止んで曇天、最高気温は低く28℃です。

正午前、度々産卵が見られる暗いポイントに最初の♀が飛来して、約1分後♂に捕まりました。

♀ 産卵






数分後、明るいポイントに♀が入った気配、産卵場所を探していました。ここはストロボなしで撮影可能です。
いつの間にか別の♀が現われ、2m程の間で入り乱れて産卵。草陰で一瞬見失うと2♀の見分けがつきません。
約4分間、撮影を楽しみましたが、時間差で順次♂に捕まりました。











後に来た♀


後に来た♀が先に捕まりました。画面の片隅に写っていた交尾態です。

交尾態 飛翔


これまで見たなかで、最下流での産卵です。約20秒で♂に見つかりましたが、この♀は逃げ切りました。
約40分間に4♀の産卵が集中し極めて効率的でした。この後は続かず、しばらく飛来なし。





産卵する♀に♂が掴みかかるシーンを狙っていますが、タイミングが合わずまともに撮れたことがありません。
♂が♀を押さえ込んだ所にカメラを向けると、♀の姿がなく連結に失敗して一瞬気絶した♂がいました。

気絶した♂ 


30秒後に飛立つ


大概は樹上高く飛ぶ交尾態が何とか撮れる位置に止まりました。この♀は産卵開始前に捕まりました。

交尾態




定番の♂のホバリング、縄張り行動です。

♂ 飛翔

















2017.7.29 栃木県

コメント
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