<7.29>
生殖活動盛況
どこへ行くにしても天候が不安定な状況です。天気の影響が少ないハネビロエゾトンボの撮影に行きました。
よい頃合いで、思いどおり生殖活動が盛況。3時間程の待機で産卵の目撃は6回、5♀が♂に捕捉されました。
捕捉前に産卵の撮影機会が十分にあり、4♀を撮影。朝方の雨が止んで曇天、最高気温は低く28℃です。
正午前、度々産卵が見られる暗いポイントに最初の♀が飛来して、約1分後♂に捕まりました。
♀ 産卵
数分後、明るいポイントに♀が入った気配、産卵場所を探していました。ここはストロボなしで撮影可能です。
いつの間にか別の♀が現われ、2m程の間で入り乱れて産卵。草陰で一瞬見失うと2♀の見分けがつきません。
約4分間、撮影を楽しみましたが、時間差で順次♂に捕まりました。
後に来た♀
後に来た♀が先に捕まりました。画面の片隅に写っていた交尾態です。
交尾態 飛翔
これまで見たなかで、最下流での産卵です。約20秒で♂に見つかりましたが、この♀は逃げ切りました。
約40分間に4♀の産卵が集中し極めて効率的でした。この後は続かず、しばらく飛来なし。
産卵する♀に♂が掴みかかるシーンを狙っていますが、タイミングが合わずまともに撮れたことがありません。
♂が♀を押さえ込んだ所にカメラを向けると、♀の姿がなく連結に失敗して一瞬気絶した♂がいました。
気絶した♂
30秒後に飛立つ
大概は樹上高く飛ぶ交尾態が何とか撮れる位置に止まりました。この♀は産卵開始前に捕まりました。
交尾態
定番の♂のホバリング、縄張り行動です。
♂ 飛翔
2017.7.29 栃木県