ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

トラフトンボ 2014<5月>

2014-05-07 | ・トラフトンボ

<5.2>

何時行くか

房総のトラフトンボ、ホバリングと卵塊造りが目的ですが、条件が揃わないと成果なく、何時行くかが問題です。
今年は気温が高めで、5月初めの好天の日を狙って行きました。関東各地で夏日を記録して、当地は22℃位。
多数の交尾態を目撃する一方、縄張り♂は昨年の半分程度。ホバリングはあまり見られず広範囲を飛びました。

♂ 飛翔 縄張り行動










珍しく水面近くで休止する♂

卵塊造りは、午前に3回、午後に1回目撃しました。絶好の産卵日和で、発見のタイミングも上々でした。
林や草叢から沼に飛来した交尾態は、交尾を解くと大概はしばらく連結態で飛び回ります。

交尾を解いた直後




♀は水辺の樹木に止まり、1分半から2分程度で卵塊を形成して産卵に向かいます。

♀ 卵塊造り


2頭目


3頭目


4頭目




放卵を撮るため必死で追いますが、その一瞬を捉えるのは難し過ぎ。今年も撮れませんでした。

静止した交尾態

午後になると、単独で産卵に来る♀が目立ちました。縄張りの♂に捕まると、大抵は交尾態で上空に消えます。
交尾態が運よく近くの笹薮の頂上付近に着地しました。願ってもないチャンス、慎重に距離を詰めました。
風に揺られて少しずつ向きを変え、約20分間の交尾。その後、林に飛んでいきました。

交尾態







2014.5.2 千葉県

コメント
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