鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

笠井健太の決断

2011年01月07日 | Weblog
こちら運動部
一度きりの人生だから
人生の岐路に立ったとき、あなたはどんな決断をしますか?
 鹿島・笠井健太の場合。ブラジル・パウリスタから08年に加入した25歳は、3年間で公式戦出場ゼロ。昨年12月、10シーズン限りでの契約満了がチームから発表された。
 幼少期の8年間をカナダで過ごし、高校卒業を待たずにブラジルへ留学。英語、ポルトガル語、フランス語を操る。そんな彼にクラブは今年からブラジル人監督が就任するユースチームの通訳兼コーチを打診した。
 他クラブからオファーはない。「現役を続けるか、違う道を行くか」。知人には、語学を武器に貿易会社への就職も誘われた。年収は2000万円。今の倍以上だった。
 心が揺れるころ、大岩剛の引退セレモニーに立ち会った。「悔いはない」と語る38歳を前に、涙が止まらなかった。「俺はやりきったのかな」
 腹は決まった。テストを兼ねてJ2札幌の合宿参加を決め、代理人契約も結んだ。「まだサッカーがしたい。一度きりの人生だから」。後ろは振り返らない。笠井の出した答えだ。
(松本隆吾)

茨城新聞が報じる笠井健太の決断である。
安定したユースコーチも、年収二千万円も蹴って、サッカー選手という茨の道を選んだ。
笠井の決断を讃えたい。
ジーコの通訳であった鈴木氏にポルトガル語を褒められるほど語学に堪能な笠井健太は、通訳として腹を決めれば、かなりの実力を発揮すると思われる。
しかしながら、ここは夢を捨てるということは出来ぬ道であろう。
やりきるまで、燃え尽きるまで、ボールを蹴り続けるのだ。
笠井健太の英断に心から賛辞を送りたい。

川俣、仙台へレンタル

2011年01月07日 | Weblog
川俣 慎一郎選手がベガルタ仙台に期限付き移籍 2011/01/07
川俣 慎一郎選手がベガルタ仙台に1年間の期限付きで移籍することとなりましたので、お知らせいたします。

期限付き移籍期間: 2011年2月~2012年1月

<選手プロフィール>
■選手名:川俣 慎一郎(かわまた・しんいちろう)
■生まれ:1989年7月23日、静岡県出身
■ポジション:GK
■サイズ:188センチ、86キロ
■経 歴:カッコ内は加入年
原里スポーツ少年団(御殿場)─ACNジュビロ沼津ジュニアユース─鹿島アントラーズユース-鹿島アントラーズ(2008)
■公式戦成績:
アントラーズでの公式戦出場なし
■主な代表歴
2006新潟国際ユースU-17日本代表
2009カタール国際U-20日本代表

<川俣 慎一郎選手コメント>

高校生の時から慣れしたしんだクラブを離れるのは寂しい気もしますが、仙台でサッカー選手として、また一人の人間として大きく成長して、また戻ってきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。

予てから報じられておった川俣の仙台移籍であるが、レンタルという形で現実となった。
ここは仙台でレギュラーを奪い取り、経験を積んで欲しいところ。
GKというポジションは実戦経験を積ませることが困難なポジションである。
鹿島に於いては正GKの曽ケ端がまさに脂の乗った良い動きをしており、まだまだポジションを明け渡す様子はない。
2ndGKのポジションもここまで耐え抜いた杉山とJ1経験のあるさんまで争っており、川俣にとってはベンチ入りすら厳しい状態と言えよう。
このレンタルは、川俣、鹿島、仙台にとって得となる移籍と言って良い。
風格のある川俣との対戦は、まさに楽しみである。
今から対策を練りたいと思う。
覚悟をしておれ。

船山の縁、川島のプレイ

2011年01月07日 | Weblog
MF船山・川島 鹿島から獲得 モンテ発表
2011年01月07日

 J1モンテディオ山形は6日、鹿島からMF船山祐二(25)、川島大地(24)の2選手を獲得したと発表した。船山は完全移籍、川島は1年間の期限付き移籍。ともに今季のリーグ戦出場はない。
 船山は「祖母と妻の母親が山形出身ということもあり、縁を感じ移籍を決断しました」、川島は「ゴールに絡んでいくプレーを見て欲しいです」と、それぞれクラブを通じてコメントした。


船山が完全移籍、川島は期限付きで獲得
2011年01月07日

 サッカーJ1のモンテディオ山形は6日、J1鹿島からMF船山祐二(25)を完全移籍で、MF川島大地(24)を期限付き移籍でそれぞれ獲得したと発表した。

 船山は千葉県出身で身長176センチ、体重72キロ、利き足は左。2007年に流通経済大から鹿島に加入した。09年はC大阪(当時J2)で期限付き移籍でプレー、15試合に出場し5得点を挙げた。10年は鹿島に戻り、リーグ戦の出場はなかった。山形は昨年開幕前にも獲得に動いた経緯があり、広報を通じ「2年連続でオファーを頂き、祖母と妻の母親が山形出身ということもあり、モンテディオ山形に縁を感じ移籍を決断しました」などとコメントした。

 川島は茨城県出身で身長168センチ、体重64キロ、利き足は左。09年に東海大から鹿島に加入した。これまで公式戦の出場はない。広報を通じ「モンテディオ山形のユニホームに袖を通すことができ、大変うれしく思っています。ゴールに絡んでいくプレーが得意なので、そうしたプレーを見てほしい」などと話した。

 ともに中盤の選手で、船山は攻撃的MFやボランチでプレー。フロントは、昨季限りで退団したMF増田誓志(25)=期限付き移籍期間満了で鹿島に復帰=に代わる戦力として獲得を目指していた。川島は左サイドハーフでプレーでき、同ポジションを含めたレギュラー争い激化、チーム力の底上げが期待される。フロントはこのほか、中盤と最終ラインの強化として、それぞれブラジル人選手の獲得に動き、新シーズン開幕に備えている。


船山と川島の山形加入を報じる朝日新聞地方版と山形新聞である。
二人への期待が伝わってくる。
ところで、船山が山形の縁者とは知らなんだ。
この縁を大事にし、山形のJ1残留に尽力して欲しい。
また、川島のゴールに絡むプレイは鹿島に於ける練習試合でも輝いておった。
是非とも公式戦で起用して欲しいと願う。
川島のようにお金を払ってでも観たいプレイを行える選手は稀少と言えよう。
今年の対戦が楽しみである。

岩政、回復か帰国か

2011年01月07日 | Weblog
DF岩政の回復順調「一緒にできるかも」
2011.1.7 01:57

 右足裏を痛めていた岩政(鹿島)が回復に向かっている。この日は鹿島の元同僚の内田(シャルケ)からのクロスを頭でクリアする練習を繰り返し、「あした(7日)からは(みんなと)一緒にできるかもしれない」と話した。

 アジア杯メンバーの入れ替えは初戦の6時間前まで可能。日本協会の原強化担当技術委員長は「ぎりぎりまで様子を見る」と岩政の全快を待つ姿勢を示した。(共同)

岩政、帰国も「初戦は厳しい」/アジア杯
2011.1.7 05:01

 サッカー・日本代表合宿(6日、カタール・ドーハ)右足を負傷しているDF岩政が、9日のヨルダン戦前に帰国する可能性が出てきた。その場合は予定通り、バックアップメンバーのDF永田(新潟)を登録する。日本協会の原博実技術委員長がこの日、「2人とも代表に拘束することはできない。岩政の状況を見極めて、どちらか1人はクラブに戻す」と明言した。岩政は「個人的には初戦は厳しいと思う」と話している。

右足痛の岩政、初戦アウト…永田と入れ替えも

<アジア杯日本代表練習>ボールを使って練習する岩政だが、初戦出場は厳しくなりそう
Photo By スポニチ


 【日本代表練習】右足負傷のためヨルダン戦出場は難しい状況になった。6日の練習でボールを使ったメニューを消化したものの「自分が出ると言っても出られるもんじゃない。現実的に1試合目は厳しい。2試合目を目指すことになる」とコメント。

 大会規定ではチーム初戦の6時間前までならば変更が可能なため、予備メンバーDF永田と登録を変更する可能性も高まっている。

[ 2011年1月7日 06:00 ]

岩政の順調回復を報じる共同通信と帰国を示唆するスポーツ紙である。
どちらが真実であろうか。
どちらにせよ、岩政が日本を代表するCBであることに変わりはない。
強い気持ちで今年も戦って欲しい。