鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

カルロン、フッキから助言

2011年01月03日 | Weblog
Carlão: "Nunca tive a certeza do interesse do Sporting"
29.12.2010 - 20:02 Marco Vaza


Hugo Correia/Reuters (arquivo)

Carlão marcou nove golos esta época na liga portuguesa


Carlão está de partida do União de Leiria e do futebol português, rumo ao Kashima Antlers, do Japão, depois de muito se ter falado do interesse do Sporting neste avançado goleador de 24 anos, sobre quem até teria direito de preferência. Mas o goleador diz que apenas conheceu o interesse "leonino" pelos jornais e que não teve mais nenhuma proposta para além da do clube japonês.

"A mim nunca chegou nada de concreto. O único clube que fez uma proposta foi o Kashima. Em relação ao interesse do Sporting, ficamos sempre orgulhosos, mas nunca tive a certeza do interesse do Sporting", disse ao PÚBLICO o avançado brasileiro, que esta temporada marcou nove golos na Liga portuguesa.

Quase dois anos depois de ter chegado a Portugal para representar a União de Leiria, na altura na segunda divisão, Carlos Alexandre de Souza Silva está de partida para outro continente e confessa que não esperava ir para um clube japonês. "O sonho era poder dar o salto, mas calhou o Japão e o Kashima é uma equipa muito boa que conquistou três títulos nos últimos quatro anos [foi quarto em 2010]", observou o brasileiro, para quem Hulk, avançado do FC Porto que também jogou no Japão, é "um exemplo excelente": "É um campeonato onde há olhos que estão sempre atentos ao que se passa. Quero corresponder à confiança do Kashima, mas espero que este não seja o último salto:"

Carlão chegou como um ilustre desconhecido a Portugal, vindo do modesto São Cristóvão, do Brasil, para treinar à experiência na União, na altura treinado por Manuel Fernandes, que ficou agradado com aquele avançado fisicamente poderoso (1,90m). Em meia época, marcou 11 golos e ajudou a equipa a subir de divisão. Na época seguinte, eclipsou-se um pouco (seis golos em 29 jogos), mas esta temporada voltou a estar ao seu melhor nível, sendo o segundo melhor marcador, a par de João Tomás, com nove golos.

O avançado nunca irá esquecer a sua passagem pelo futebol português, de onde sai com outro estatuto: "Foram muito bons estes dois anos, cresci muito. Houve quem não acreditasse que eu era capaz de marcar golos na primeira divisão, mas eram pessoas que não me conheciam."


カルロンが鹿島に来るまでをまとめた記事である。
札幌、川崎、緑虫に属したFCポルトのフッキがカルロンに「鹿島はいいチーム」って勧めたとのこと。
カルロンが鹿島を選んだ要因の一つなのであろう。
フッキの助言でJリーグがどのようなリーグなのか知っておろう。
日本に馴染むのも早いのでは無かろうか。
この新戦力を一日も早く観たいと願う。
2月3日が待ち遠しい。
楽しみである。

黄金世代の輝き 元川女史コラム

2011年01月03日 | Weblog
【天皇杯決勝】「経験値」と「自信」で上回った鹿島が14冠目を獲得
光り輝いた本山、中田浩二、小笠原。決めるべきところで決めた野沢

2011年、第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝のカードが鹿島アントラーズ対清水エスパルスに決まった時、今回ばかりは常勝軍団・鹿島も厳しいと思われた。今季リーグ戦では2戦未勝利と清水には分が悪く、シーズン終盤の失速もチームに重くのしかかった。加えて、エースだったマルキーニョスもリーグ戦を最後に退団。守備の要・岩政大樹が負傷離脱してしまった。幸いにして興梠慎三、大迫勇也の若いFW陣がマルキーニョスの穴を埋めていたものの、DFの不安定感は依然解消されずじまい。このままでは14冠目獲得は難しいと見られた。

大一番を迎えるに当たり、オリヴェイラ監督は中田浩二をセンターバックに下げ、青木剛をボランチに入れるという策を講じた。中田浩二はトルシエジャパン時代、恒常的にDFとして起用されており、その経験を買ったのだろう。しかし伊野波雅彦と組むのは初めて。連携面には多少なりとも不安があった。

それでも、この日の鹿島は手堅い守備を見せた。中田・伊野波とゴール前に並べ、右サイドの新井場徹、左サイドの宮崎智彦を低めに置き、4バックの前に青木を配置することで、清水が最も得意とするサイド攻撃を封じたのだ。前半の清水は藤本淳吾、岡崎慎司の両ワイドが思ったように起点を作れず、エース・ヨンセンも孤立する場面が目立った。「ヨンセンへの横からのクロスは迫力があったけどしっかりと体をつけていれば大丈夫。落とされたとしてもこぼれ球を拾っていれば問題なかった」と中田浩二も言うように、対策はパーフェクトに実践できた。

そして前半26分、小笠原の左CKにフェリペ・ガブリエルがヘッドで合わせて先制。この効率のよさが鹿島らしさである。小笠原のキックの精度も高かった。今季はリーグ終盤で途中交代が続き、衰えも指摘されたが、本人は「つねに100%で戦った結果。全試合90分出ようとしてペース配分してたわけじゃない。自分が衰えたとも感じてない」とあくまで強気の姿勢を崩さなかった。

1-0で折り返した後半。清水はヨンセンと岡崎を2トップにし、藤本を中盤に下げる4-4-2にシフトしてきた。鹿島守備陣はこの対応に手間取り、相手の猛攻を許してしまう。そして14分には本田拓也の絶妙の縦パスがヨンセンにピタリと合い、清水が1-1に追いつく。長谷川健太監督のラストゲームを勝って終わろうという強い意欲の前に、鹿島も揺さぶられそうになった。

そこで流れを引き戻したのが、18分にフェリペ・ガブリエルと交代した本山雅志だ。2010年シーズンはヘルニアの手術から始まり、復帰直後には右足を負傷するなど、ベストコンディションには程遠かった。終盤戦は30分限定の出場で、切り札として出てくるだけだった。そんな状況でも、この日は出てくるや否や絶妙なボールコントロールを見せつける。中盤を落ち着かせ、攻撃の変化も巧みにつけていた。「モトの存在がすごく大きかった。リズムができるし、前にも向かえるし、ホントに90分ずっと出てくれれば楽になるのに…」と小笠原が言うくらい、本山は短時間で光り輝く姿を見せつけた。

これで清水に傾きかけたペースを引き戻した鹿島は、興梠が倒れて得たFKを野沢拓也が右足で強烈ゴール。確実に決勝点を挙げ、3年ぶりの天皇杯優勝、来季AFCチャンピオンズリーグ出場権をモノにした。

試合後、財団法人日本サッカー協会の小倉純二会長が「1999年FIFAワールドユース選手権の選手たちがまだ主力で活躍していてうれしかった。感傷的な気分になったよ」と語った通り、鹿島の黄金世代はまだまだ「主役」として君臨していた。彼らの豊富な国際経験、タイトルを取り続けてきた自信と実績が、試合巧者・鹿島の骨格を築き上げている部分は少なくない。

「俺たちはまだ31だし、全然やれるでしょ」と中田浩二が言えば、本山も「年齢は関係ない。みんなやれるところまで精一杯やろうと努力してる。本当に素晴らしいと思う」と本山も胸を張る。決勝点を挙げた野沢を含め、現在の30歳前後の選手たちが、鹿島14冠の半分以上を奪っている。存在感が絶大なのは当然なのかもしれない。

日本サッカー界では目下、若返りが急激に進んでいる。今月のAFCアジアカップ(カタール)に挑むザックジャパンも25歳以下が大半を占める。そんな流れの中、30代選手が不要扱いされるケースが少なくない。だが、年俸が高いという理由で年長者があっさり解雇されるような現状が子供たちに魅力的に映るだろうか…。悪い流れに歯止めをかけるためにも、彼らベテランが高いレベルのプレーを維持し続ける必要がある。そういう意味で、本山らは新年の初めにいい仕事をしてくれた。

ジーコが作った土台を発展させ、この10数年間、勝ち続けてきた歴史をいかに次世代に託すのか…。それが今後の鹿島の大きなテーマとなるだろう。大型高卒新人の柴崎岳(青森山田高)や昌子源(米子北高)ら新人たちをオリヴェイラ監督がどう育てるのかを含め、来季の動向に注目したい。


元川 悦子 01月02日07:18

悦っちゃんのコラムである。
黄金世代の活躍が語られておる。
98年入団組の躍動はまだまだ続く。
彼等と共に今年もタイトルを狙おうではないか。

天皇杯優勝レビュー

2011年01月03日 | Weblog
【第90回天皇杯決勝 鹿島 vs 清水】鹿島側レポート:鹿島らしい試合運びで、大岩剛の引退に花を添える優勝を果たし、14個目のタイトルを獲得する(11.01.02)
1月1日(土) 第90回天皇杯決勝
鹿島 2 - 1 清水 (14:00/国立/41,348人)
得点者:26' フェリペ・ガブリエル(鹿島)、59' ヨンセン(清水)、77' 野沢 拓也(鹿島)


高円宮妃殿下から天皇杯を受け取った小笠原満男は、それを掲げるのではなくクルリと後ろを向いた。そして、背後に控えていた大岩剛に手渡す。
「感謝の気持ちですね。あの人がいたから優勝できた」
その光景をピッチで見つめるオリヴェイラ監督も、キャプテンである小笠原の粋な計らいを賞賛した。
「僕の気持ちを代弁してくれたと思います」
そして、その思いは二人だけのものではない。大岩のために元日までともに戦い、天皇杯を制覇することで、感謝の気持ちを表したい。それは、チーム全員の共通した思いだった。

その思いを反映してか、前半から鹿島の選手たちはアグレッシブな試合を展開する。
「この3試合を見れば、鹿島らしさが出せたと思います」
オリヴェイラ監督が誇らしげに語る試合内容を、1週間で3試合という過酷な条件のなかでも見せたのである。
狙いはまず守備の安定だった。相手の長所である3トップの存在を消した。とはいえ、それは自陣に張り付いていることを意味するのではない。中田浩二の指示のもと積極的にラインを上げ、コンパクトでアグレッシブな守備を貫くものだった。ピッチ上には鹿島の最終ライン4枚と中盤の4枚が綺麗に配置され、絶妙なバランスを保っていたのである。本来は起点となるヨンセンも、センターバックの中田と伊野波雅彦、そしてボランチの青木剛がマークを受け渡しながら自由を与えなかった。準決勝のガンバ大阪戦では鋭さを見せていた藤本淳吾も、宮崎智彦らがきっちりマークにつくと、清水は攻撃の糸口を見出すことができない。ボールを奪っても苦し紛れのパスしか選択肢がなく、すぐに鹿島にポゼッションを受け渡してしまう。清水のシュート数は前半わずかに2本だった。
いい守備があれば、いい攻撃に繋がる。15分には興梠慎三がフリーのシュートチャンスをキーパーに防がれ、「ズルズル行くのが恐かった」(中田)という気持ちが頭をもたげ始めたものの、26分に左からのコーナーキックにフェリペ・ガブリエルが頭で合わせ、待望の先制点を奪う。
「いつもはファーで待っていたけど、今日は剛さんも大樹もいないので俺がいちばん強いのかな、と思って」
そう言って中央に飛び込んだ中田は、自らが囮となり、背後にいたフェリペの得点をお膳立てしていた。
後半に入ると清水が2トップに変更してきたことで、多少の混乱が生まれる。中田と伊野波が組むセンターバックは、ヨンセン一人を相手にしていれば良かった前半と違い、ヨンセンと岡崎慎司を見る必要が出てきた。守備の新たなバランスを見出すのに時間がかかり、1点を返されてしまったが、本山雅志の投入で再び息を吹き返し、77分に野沢拓也が決勝点となるフリーキックを直接叩き込む。終盤は、技術の高さがなければ難しいワンタッチパスの連続で、相手のプレッシャーをかわしボールを保持。危なげない試合運びで決勝戦を制してみせた。

1週間で3試合という日程は、選手の年齢層が高くなっている鹿島には厳しく、清水の勢いを止めるのは難しいかと思われた。しかし、栄冠を手にしたのは鹿島だった。セットプレーでは、自分が一番高いことを感じ、いつもと違う役割を自然とこなした中田だけでなく、“いまなにをすべきか”全ての選手が明確に把握していた。
小笠原は言う。
「裏に入れるのがポイントになると思っていた。(裏にボールをいれることで)DFが下がったら足下でつなぐということを使い分けようと思っていた。空いたスペースを使うのか、足下でつなぐのかの判断がうまくいったと思う」
国立競技場の芝は長く、DFの背後に入れたボールでも勢いが消えて止まる。そのことを利用した攻撃の狙いだったわけだが、それは簡単なことではない。背後を狙うのか、足下でつなぐのか、いちいち声を掛け合うわけではなく、「その辺は感覚」というのが真実だ。だが、小笠原や野沢、本山といった経験豊富な選手だけでなく、興梠や大迫勇也という若い選手たちも同じように感覚を共有していたのである。そして、それこそが鹿島の強さだ。

表彰台で、小笠原から天皇杯を渡された大岩剛は、ゴール裏のサポーターを指さしたあと、天高くカップを掲げた。
「いままでは剛さんがいたけれど、これからは俺らでやっていかないといけない」
それは言葉だけでは伝えることが難しいものであり、小笠原は「あの人の態度や姿勢が、すべてを伝えてくれた」と表現してきた。しかし、大岩がやってきたことは、残された選手たちの心から消えることはないだろう。
なにかを伝え、残していくことは難しい。ただ、それを続けてきたからこそ、鹿島のタイトルは増えてきたはずだ。この優勝により14冠を達成。来季のACL挑戦権を手にした。

以上
2011.01.02 Reported by 田中滋


天皇杯を終え、シーズンが終わった。
そして、大岩剛が引退し、一つの時代が終わったと言えよう。
黄金世代と謳われる79年組がベテランとしてチームを引っ張り、次世代が躍動するサイクルに期待したい。

宮崎、レンタル移籍へ

2011年01月03日 | Weblog
宮崎、横浜Fへ期限付き移籍
天皇杯優勝に貢献した左サイドバックの宮崎が来季、J2横浜FCへ期限付き移籍する。

ジウトン退団後は天皇杯決勝まで公式戦5試合連続先発。一戦ごとにスピードにも慣れ、決勝でも堅実なプレーが光った。

鹿島は来季、J2札幌からJ1新潟に期限付き移籍しているDF西大伍の獲得がクラブ間合意に達し、J2千葉のDFアレックスも加入決定的。先発争いは厳しくなり、宮崎は出場機会を求めて移籍を決めた。「天皇杯は優勝もできて、ものすごく貴重な経験になった。もう大卒3年目で若くない。試合に出て成長したい」と新天地での飛躍を誓った。


宮崎のレンタル移籍を報じる茨城新聞である。
本人の申すように成長を期待したい。
そして、凱旋帰還をするのだ。
我等は鹿島の左サイドを任せられる器であることを知っておる。
エールを送りたい。

チームは新たなるサイクルへ

2011年01月03日 | Weblog
鹿島、野沢決めた“無冠回避”弾!ACL切符だ

<天皇杯決勝 鹿島・清水>優勝を決め歓喜に沸く鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島が14冠を達成した。天皇杯は1日に東京・国立競技場で決勝が行われ、鹿島が2―1で清水を下して3大会ぶり4度目の優勝を飾った。1―1の後半32分、MF野沢拓也(29)がFKを直接決め、決勝ゴールとなった。史上初となる4季連続タイトルを獲得し、今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権も得た。

 10年シーズン最後のタイトルをもぎ取り、ACLの最後の切符を手にした。「タイトルを獲れないのは納得できなかった。優勝で締めくくれてうれしい」。無冠危機を脱出し、4年連続となるアジアへの挑戦権を手にしたオリヴェイラ監督は、素直に喜びを表現した。

 09年までリーグ3連覇を果たした勝負強さは健在だった。後半32分、ゴール正面の約20メートルのFK。「1点が勝負になると思っていた。集中して蹴った」という野沢の右足から放たれたシュートは、相手GKの右手をはじいてゴールネットに吸い込まれた。前半26分のフェリペ・ガブリエルの先制ヘッドもCKから。セットプレーから得点を重ね、試合を決めた。

 3大会ぶりの優勝により、史上最多の国内タイトルを14に更新したが、いまだアジアのタイトルは獲得していない。09年にACLの16強で敗退したときには小笠原がロッカー室で涙を流し、同じく16強で敗れた10年は選手たちが一丸になれなかった自分たちを責めた。「ACLは絶対に出たいという気持ちが強かった。自力で勝ち取れたのが大きい」。野沢は力を込めた。

 昨季はリーグ4位に終わった。今季は主将の小笠原、中田、本山らの黄金世代が32歳になることから、チームは大幅な入れ替えを敢行する。決勝で先発した宮崎がJ2横浜FCに期限付き移籍するなど11選手がチームを去り、MF本田(清水)、1メートル90の新外国人FWカルロン(ポルトガル・レイリア)ら10選手が加入する。「チャンスがいつまであるか分からないし、(11年は)絶対にACLを獲りたい」と中田。勝ちながら変革を進める常勝軍団の、悲願達成の舞台が整った。

 ≪大岩、最高の花道に涙≫元日本代表DF大岩が最高の形で花道を飾った。現役最後の試合は出番こそなかったが、優勝で締めくくることになり「こんな道をつくってくれたチームメートに、感謝という言葉では言い尽くせない」と感無量だった。試合後はチームメートに抱きつかれて涙を流し、表彰式では小笠原に勧められて天皇杯を高々と掲げた。今後はトップチームのコーチに就任予定で、控え選手の指導が中心になる見通し。新加入の青森山田MF柴崎らについて「僕がサポートしていくことになる」と話した。
[ 2011年01月03日 ]

鹿島、意地のV!リーグ戦の悔しさ晴らした!…天皇杯

前半26分、鹿島・フェリペ・ガブリエル(右から3人目)がコーナーキックを頭で合わせ、先制ゴール

 ◆第90回天皇杯サッカー ▽決勝 鹿島2―1清水(1日、東京・国立競技場) 鹿島が清水を2―1で下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。前半26分、MFフェリペ・ガブリエル(25)のゴールで先制し、同点で迎えた後半32分にMF野沢拓也(29)が決勝FKを決めた。Jクラブ最多となる14個目のタイトル獲得で、今年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得。今後は所属選手の3分の1に当たる10人以上の選手を入れ替えてチームを刷新し、Jリーグ王座奪還、ACL初制覇を狙う。

 タッチライン際に小さな輪ができた。今季限りで引退する38歳のDF大岩を中心に、MF小笠原、中田、本山、DF新井場の30歳カルテットが肩を組んで跳びはねる。「このタイトルしかなかった。何としても取りたかった」と言う小笠原主将らベテラン勢が涙交じりにすがすがしい笑みを浮かべれば、オリヴェイラ監督(60)は「タイトルを取れないのは納得できなかった。うれしい」と今季初の栄冠に胸を張った。

 前半26分、小笠原のCKからMFフェリペがヘディングで先制点。後半立ち上がりに同点とされたが、同32分、MF野沢が決勝FKを蹴り込んだ。追いつかれた後も「攻撃的にできたし、慌てることはなかった」(野沢)という戦術眼。FKで相手の壁に味方を入れ、狙い所を作った小笠原。経験豊富な選手たちがいたからこそ、勝ち取れた賜杯だった。

 4連覇を狙ったリーグ戦で4位に終わると、新シーズンに向け11人の放出、10人の新加入というクラブ史上最大級のチーム刷新策が待ち受けていた。小笠原は「やっぱり悔しいよね。一緒に練習してきた仲間だから。しょうがない部分はあるけど、他から選手を取るより、理想はいる選手でやること」と明かした。


優勝しトロフィーを高々と掲げて喜ぶ鹿島イレブン

 この天皇杯は、2010年シーズンの初タイトルとACL出場権獲得を目指した戦いであると同時に、ベテランたちが存在意義、実力を証明する場でもあった。「天皇杯で優勝できて、何でリーグは勝てなかったんだろうという悔しさがこみ上げてきた」と小笠原。鹿島としてJクラブ最多の通算14個目のタイトルを獲得したが、来季はさらなる上積みを図る。

 ◆鹿島アントラーズ 1947年に住友金属工業蹴球同好会として創部。天皇杯はJリーグ開幕後、最多を更新する4度目の優勝。2007年から3連覇などJ1優勝回数も最多の7度。ナビスコ杯も3度制している。アントラーは英語で「シカの枝角」の意。ホームタウンは茨城県鹿嶋市など5市。カシマサッカースタジアムで約3万9000人収容。

 ◆クラブ史上最多の11人放出10人加入 ○…鹿島は、天皇杯優勝に貢献したDF宮崎が横浜C、スーパーサブFW佐々木が湘南へレンタル移籍するほか、引退するDF大岩も含め退団選手が11人に上る。代わりにこの日入団が発表された新外国人FWカルロン、清水からの加入が決定的なMF本田拓ら10人の獲得を予定する。
鈴木満常務は「昨年で1つの時代が終わって、チームは次のサイクルに入る」と説明。オリヴェイラ監督が就任5年目を迎えることから、選手の競争意識をあおり、マンネリを防ぐ。そして、世代交代を進めながらタイトルを狙う目的がある。チームを大幅刷新し、ACL初制覇、Jリーグ王座奪還を目指す。

 ◆2・26へ 天皇杯を制した鹿島は2月26日の富士ゼロックス・スーパーカップで、J1王者の名古屋と対戦する。


(2011年1月3日06時01分 スポーツ報知)

天皇杯優勝の喜びから二夜が明け、新たなる情報が報じられておる。
予てから報じられておったよよの湘南移籍に加え、宮崎が横浜FCへのレンタル移籍するとのこと。
これは、もったいない。
昨季末からジウトンに替わり左SBのレギュラーを掴み、Jリーグ最少失点を担い、天皇杯優勝に貢献した宮崎の放出は残念と言わざるを得ない。
セレッソ戦でデビューを飾り、終盤に起用され続けた宮崎が、試合を重ねる毎にチームにフィットしていく様が手に取るように伝わってきた。
オリヴェイラ監督が「守備的な選手」と評する宮崎であるが、事ある毎にピッチ中央まで走り込みゴール前に顔を出す様子を見るに付け、実は「攻撃的選手」であることがわかった。
とはいえ、更に攻撃なアレックスにオファーを出したところで、レンタルの道は決まってったのであろう。
横浜FCで経験を積んで帰って来て欲しい。
才能は天皇杯でアピールされた。
次は経験だけである。
また、この他にも、放出が予定され、総勢11人になるとのこと。
報道的には、川島と船山、そして川俣が報じられておる。
レンタルで出る選手には経験を、完全移籍する選手には出場機会を期待したい。
この状況を鈴木満強化部長は「1つの時代が終わって、チームは次のサイクルに入る」と称する。
新たなるサイクルには苦しみも必要だったのであろう。
この決断を糧に新たなる史上初を手に入れたい。

岳くん、2アシスト

2011年01月03日 | Weblog
青森山田・柴崎“2アシスト”/高校サッカー
2011.1.3 05:05


先制点を“アシスト”した柴崎(10番)は、白い歯を見せニッコリ。青森山田が好発進だ(撮影・斎藤浩一)

 第89回全国高校サッカー選手権2回戦(2日、青森山田2-0広島皆実、西が丘)前回大会準優勝の青森山田が2-0で広島皆実に快勝した。J1鹿島入りが決まっているMF柴崎岳(3年)が、全得点を演出。注目ナンバーワンらしいプレーを見せた。

 立ち見も出た8000人超の観客の前で、青森山田のMF柴崎がクールにピッチを支配した。

 前半25分、ゴール前で左サイドからリターンを受けると、鮮烈右足シュート。GKがはじいたところをFW橘が押し込み、先制点を挙げた。その3分後にはルーズボールを奪い、振り向きざまに前線のMF三田にピタリと浮き球パスを通し、アシスト。攻守両面でゲームを作った柴崎を前に、前々回覇者の広島皆実もなすすべなしだ。

 「先制点が欲しかった。1点取った後、すぐに2点目も取れて優位に試合をすすめられた」と柴崎。青森・上北郡野辺地町出身の“じょっぱり(強情っぱり)”だが、泥臭さや無駄な動きが全くない、洗練されたプレースタイルが持ち味だ。黒田剛監督は「状況を見ながら攻守ともに関われるバランスを、いつも保っている。攻めているときも守備の準備をしている」と舌を巻く。

 準優勝した前回大会から注目の的で、直後の2年生時に早くも卒業後の鹿島入りが内定したほどだが、今年は「選手としての幅を広げてほしい」と指揮官に背中を押され主将に就任。元々は寡黙で主将タイプではないものの、チーム全体に目を配り、試行錯誤するうち自覚も芽生えた。鹿島の椎本スカウト部長は「より点に絡もうという動きが多くなった」と、成長を頼もしく見つめる。

 3回戦の相手は2試合で10得点と波に乗る滝川二(兵庫)。「しっかり準備をしていい戦いをしたい」。昨年12月に東北新幹線が延伸するなど盛り上がる青森に、柴崎が悲願の県勢初Vを届ける。(佐藤ハルカ)

柴崎、圧巻の存在感!全得点“演出”で初戦突破

<広島皆実・青森山田>前半28分、三田のゴールをアシストした青森山田・柴崎(右)は大喜び
Photo By スポニチ


 【全国高校サッカー・青森山田2-0広島皆実】今大会屈指の司令塔MF柴崎が全2得点を演出し、青森山田が初戦を突破した。

 前半25分にペナルティーエリア内左サイドでボールを受けると右足でシュート。ポストに跳ね返り相手GKがはじいたボールをFW橘が押し込んで先制。その3分後には右足で浮き球のパスをDFラインの裏側に送ってMF三田の追加点をアシストした。

 「先制点が欲しかった。(前半)30分ぐらいに1点を取れればいいと思っていたので、2点も取って優位に試合を進められた」。鹿島入団が内定している柴崎は冷静に振り返った。

 試合を通しても、柴崎は圧倒的な存在感を見せつけた。長短のパスを織り交ぜてゲームをつくり、ピンチとなれば体を張ってボールを奪った。黒田監督も「状況を見ながら自分が攻守とも関われるようにバランスを取っていた」と主将のプレーを絶賛した。チームを準優勝に導いた前回大会と比較しても「大きく成長している」と話す。

 3日の3回戦では強豪・滝川二と対戦するが、柴崎は「強豪ぞろいのブロックに入っているから、しっかり準備したい」と力強く話した。

 ▼広島皆実・藤井監督 期待を上回る出来だった。うちが点を取れなかったのは個の力の差。精度の違いを見せつけられた。
[ 2011年01月03日 ]

鹿島次期エース候補!青森山田・柴崎が2点呼んだ!…高校サッカー

前半、ゴール前で相手ディフェンダーをかわしてシュートを放った青森山田・柴崎(左)

 ◆全国高校サッカー選手権第3日 ▽2回戦 青森山田2─0広島皆実(2日、東京・西が丘サッカー場) 前回準優勝の青森山田(青森)は、J1鹿島内定のMF柴崎岳(3年)が2点を演出した。大会NO1の前評判通りの実力を見せつけて、前々回大会の覇者・広島皆実(広島)に2―0と完勝した。

 別格の右足で柴崎が勝利の扉をこじ開けた。前半25分、ペナルティーエリアで放ったシュートがポストを直撃。はね返りをFW橘が詰めて先制点が生まれた。3分後には相手DFの虚を突く浮き球のラストパス。きっちり決めたMF三田と笑顔でハイタッチを交わした。緊張の大会初戦。「先制点がほしかった。1点、2点と入って優位に試合を進められた」。チャンスを逃さない勝負強さで、難敵を沈める2点を導いた。

 前回大会では決勝で山梨学院大付に0―1で惜敗。わずかに届かなかった頂点をつかむために進化を遂げて大舞台に帰ってきた。昨年までのパスを出して終わりのプレーに、ゴールに迫る連続性が加わった。この日放ったシュート4本は両チームを通じて最多。「あと1点取っておけば試合は決まった。(得点できず)残念」と、後半も果敢に追加点を狙っていた。

 その成長に大会後に正式契約を結ぶ鹿島も未来の大黒柱を全力で育てる用意がある。フロントは加入初年度からトップチームの試合を可能な限り経験させる方針。同じ東北出身のボランチのMF小笠原と、実戦で一緒にプレーさせて“帝王学”を学ばせる意向だ。続投が確実なオリヴェイラ監督の契約延長の条件にも、柴崎を最低でもベンチ入りさせる条項が盛り込まれているという。

 2大会前の覇者を倒してもなおも強敵が待ちかまえる。3回戦の相手は昨年の高校総体準Vの滝川二。「大会前から強豪ぞろいのブロックなのは分かっていたこと。しっかりと戦いたい」と気持ちにぶれはない。青森山田中時代から全国大会は中3と高2の準優勝が最高成績。元日の天皇杯を制して14冠となった名門には、優勝の経験を携えて飛び込みたい。

 ◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日、青森・野辺地町生まれ。18歳。小学2年時に野辺地SSSでサッカーを始め、青森山田中に進学。中学2年で全国3位、同3年で準優勝。U―15日本代表に選出され、現在はU―19代表候補。ボランチで両足のキック、視野の広さに定評がある。昨年1月、鹿島に入団内定。家族は両親と兄2人。174センチ、64キロ。

(2011年1月3日06時03分 スポーツ報知)

柴崎別次元!青森山田が快勝発進

 後半、青森山田の柴崎はディフェンスに囲まれながら前線へパスを出す(撮影・山口 登)

 「高校サッカー選手権・2回戦、広島皆実0-2青森山田」(2日、西が丘)

 前回大会準優勝の青森山田(青森)はFW橘一輝(3年)、MF三田尚希(3年)のゴールで前々回大会優勝の広島皆実を2‐0で破り、初戦を突破した。J1鹿島入団が内定しているMF柴崎岳(3年)は芸術的な浮き球アシストを含み、2点に絡む活躍。超高校級司令塔の実力を見せつけた。2連覇を狙う山梨学院大付はFW加部未蘭(3年)の2ゴールなどで過去6度の優勝を誇る国見(長崎)に3‐1で快勝。全国高校総体準優勝の滝川二(兵庫)や流通経大柏(千葉)前橋育英(群馬)などが3回戦に進出した。

  ◇  ◇

 満員の西が丘競技場がどよめいた。MF柴崎が超高校級のアシストで度肝を抜いた。先制点を奪った直後の前半28分。速攻の場面で足元にボールを受けると、一瞬動きを止めた。タメを作りながら相手DFラインや味方の動きに視線を巡らすと、ゴール前へ絶妙の浮き球パス。走り込んだMF三田が胸で受けると、右足を振り抜いた。

 格の違いを見せつける鮮やかなアシスト。確実なキープとボールさばきやゲームを読む力は別次元だった。「普通にいつも通りの試合の入り方ができた。2点目を取って優位に試合を進められた」。背番号10は涼しげな顔で言った。

 圧倒的な存在感だ。前半25分の先制点も柴崎から。左サイドから右足シュートのこぼれ球をFW橘が決めた。速攻が得意な相手を警戒し、慎重な位置取りに腐心。だが後半24分にもポスト直撃のシュートを放つなど、好機と見るや前線に攻め上がる。黒田監督も「状況を見て、攻守にどうかかわるかバランスをとっていた」と称賛した。

 10年1月に高校生としては史上最速で鹿島入団が決定。すでにプロの風格が漂う。母校・青森山田の応援に駆けつけた横浜MのMF松本怜も「あいつだけ周りと全然違う」と後輩のプレーぶりに舌を巻く。試合後の囲み取材では自ら「新聞社の方はテレビの人と同じ質問はしないで下さい」と切り出し、コーチの制止で取材を打ち切り。ピッチ内外で超高校級だ。

 悲願の初優勝に向けて好スタートを切った。次戦の相手はV候補の滝川二だが「大会前から強豪のグループに入ったのは分かっていた」と気後れはまったくない。国立で忘れ物を取りに行くため、1歩1歩階段を上る。

(2011年1月2日)

初戦を快勝の岳くんである。
全2得点を2アシストし才能をアピールした。
特に2点目のミドルパスは素晴らしいの一言である。
このパスに抜け出すカルロンが思い浮かんだ。
新外国人とも相性バッチリと言えよう。
この他にも果敢に何度もゴール前に飛び出し、ループにバー直撃と攻撃力を見せつけた岳くんは年内に鹿島トップデビューがありそうである。
楽しみな逸材が入ってくる。

梅鉢くん、全三得点に絡む

2011年01月03日 | Weblog
関大一、決めた開始33秒弾/高校サッカー
2011.1.3 05:03

 第89回全国高校サッカー選手権2回戦(2日、羽黒1-3関大一、NACK)開始33秒の電撃弾だった。関大一(大阪)がゴールまで約35メートルで得たFK。J1鹿島入りする主将のMF梅鉢貴秀(3年)が右足を一閃。ボールはふわりとした弧を描き、FW井村一貴(3年)の頭にドンピシャ。あっという間にゴールネットを揺らした。

 「早い時間帯で点が獲れてよかった。高く上げて嫌なボールを放り込もうと。狙い通りでした」

 梅鉢が笑顔を見せた。得点の公式記録は「1分」で“最速タイ”だが羽黒(山形)の機先を制し、全3得点に絡む活躍で快勝に導いた。

 それでも佐野友章監督は「中盤でボールをおさめて、ゲームを作ってほしい」と注文を忘れない。梅鉢自身も「球際の激しさや寄せが修正できなかったのが課題」と気を引き締めた。

 昨年は自らのPKが止められ、4強止まり。「みんなと1試合でも長くやりたい」。大阪勢37年ぶりの頂点に立つまで突っ走る。(玉木充)

関大一・井村、快勝も「2点では満足できない」
 【全国高校サッカー・関大一3-1羽黒】前回大会4強の関大一が快勝発進した。立役者はFW井村。開始33秒にMF梅鉢のFKを頭で押し込んで先制。後半39分にも3点目を沈めた。

 それでも井村は「2点では満足できない。もっと取れるチャンスで決めないといけない」とどん欲さを見せた。前回大会はスーパーサブとして貢献。PK戦で青森山田に敗れた準決勝でも後半ロスタイムに同点弾を決めた。最上級生で臨む今大会に「自分がどれだけできるか試したい」と懸けている。元日にはチーム全員で都内の神田明神にお参りした。佐野監督は「1つくらい勝たせてください。できれば前回以上の成績を」と祈願した。梅鉢も「あと一歩で逃してしまった全国優勝を狙いたい」と頂点を見据える。2年連続の国立へ。その可能性を十分に感じさせる初戦突破だ。

 ▼羽黒FW・ソウザ 早く点を取っていれば試合も変わっていた。残念。僕は日本でプロになりたい。

[ 2011年01月03日 ]

梅鉢3発演出、関大一貫禄16強

 ドリブルで攻め込む関大一・梅鉢(右)=NACK5スタジアム大宮(撮影・金田祐二)

 「高校サッカー選手権・2回戦、関大一3-1羽黒」(2日、NACK5)

 前回4強の関大一(大阪)が3‐1で羽黒(山形)を下し、3回戦進出を決めた。J1鹿島入団が内定しているMF梅鉢(うめばち)貴秀(3年)がFKでアシストするなど全3得点に絡む活躍で、貫禄を見せた。

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 “関一のジェラード(=リバプール)”と呼ばれる逸材が、モノの違いを見せつけた。試合開始1分、左サイドからのFK。梅鉢が右足で高くけり出したボールは、何かに導かれたかのようにエースFW井村の頭へと向かっていった。

 「東京に来てからも、セットプレーの練習はしていた。ああいう相手に嫌なボールを蹴ろうと思っていた」。その後も、右CKでDF今井の追加点を演出すると、試合終了間際にはFW井村のダメ押しゴールの起点に。万全な状態ではない中、全3得点に絡む圧巻の存在感を示した。

 11月の大阪府大会決勝で左ひじじん帯を断裂。全治3カ月と診断され、一時は全国大会出場も危ぶまれたが、驚異的な回復力で何とか間に合わせた。

 今年はやらねばならない理由がある。府大会ノーシードから、怒とうの快進撃を見せた昨年の準決勝の青森山田戦。PK戦までもつれ込んだ死闘は、5人目のキッカーだった梅鉢が外し、惜敗した。

 「去年はあと一歩で逃した。今年は全国優勝を狙ってます。去年の先輩たちの分も、僕らが引っ張って、優勝したい」。1年前の悔しさをバネに、高校屈指のボランチに成長。主将としてチームをけん引し、リベンジの舞台にたどり着いた。

 元日には、テレビで入団が内定しているJ1鹿島が天皇杯を制した様子を目に焼き付けた。「刺激を受けた。自分もいつかはあの舞台でプレーしたい」と自分の未来を思い描きながらも、しっかりと足元を見つめている。「今は一高で、楽しんでサッカーをやりたい」。頼もしき背番号9を中心に、今年も吹き始めた“関大一旋風”。今度こそ頂点に立つまで、止まらない。

(2011年1月2日)

快勝も反省点を口にする梅鉢くんである。
このキャプテンシーが鹿島入団後も生きて来るであろう。
両足で蹴れるセットプレイも武器であり、今から期待に胸が躍る。
高校最後の大会で1試合でも多く輝いて欲しい。
楽しみである。

岩政、日本代表合流

2011年01月03日 | Weblog
岩政、右足の状態は?「とりあえず別メニュー」

大阪府内の宿舎に到着した岩政
Photo By スポニチ


 【日本代表集合】右足の負傷で清水との天皇杯決勝を欠場した鹿島DF岩政も2日に代表チームに合流。

 「足の状態?まだ分かりません。とりあえず別メニューで調整します」と話した。岩政の回復が間に合わない場合の代替要員としてチームに同行することが決まったDF永田もこの日に代表宿舎入り。「メンバーに入るか分からないけど、少しでもチャンスがあるのでアピールしたい」と闘志を燃やしていた。

[ 2011年01月03日 ]

日本代表に合流した岩政である。
Jリーグ最少失点の実績をアジアで見せつけて欲しい。
その為にも回復を期待する。
治癒さえ叶えば、今年も頼もしいCBとして活躍してくれるであろう。
漢・岩政に期待である。