鹿島アントラーズ原理主義

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梅鉢くん、全三得点に絡む

2011年01月03日 | Weblog
関大一、決めた開始33秒弾/高校サッカー
2011.1.3 05:03

 第89回全国高校サッカー選手権2回戦(2日、羽黒1-3関大一、NACK)開始33秒の電撃弾だった。関大一(大阪)がゴールまで約35メートルで得たFK。J1鹿島入りする主将のMF梅鉢貴秀(3年)が右足を一閃。ボールはふわりとした弧を描き、FW井村一貴(3年)の頭にドンピシャ。あっという間にゴールネットを揺らした。

 「早い時間帯で点が獲れてよかった。高く上げて嫌なボールを放り込もうと。狙い通りでした」

 梅鉢が笑顔を見せた。得点の公式記録は「1分」で“最速タイ”だが羽黒(山形)の機先を制し、全3得点に絡む活躍で快勝に導いた。

 それでも佐野友章監督は「中盤でボールをおさめて、ゲームを作ってほしい」と注文を忘れない。梅鉢自身も「球際の激しさや寄せが修正できなかったのが課題」と気を引き締めた。

 昨年は自らのPKが止められ、4強止まり。「みんなと1試合でも長くやりたい」。大阪勢37年ぶりの頂点に立つまで突っ走る。(玉木充)

関大一・井村、快勝も「2点では満足できない」
 【全国高校サッカー・関大一3-1羽黒】前回大会4強の関大一が快勝発進した。立役者はFW井村。開始33秒にMF梅鉢のFKを頭で押し込んで先制。後半39分にも3点目を沈めた。

 それでも井村は「2点では満足できない。もっと取れるチャンスで決めないといけない」とどん欲さを見せた。前回大会はスーパーサブとして貢献。PK戦で青森山田に敗れた準決勝でも後半ロスタイムに同点弾を決めた。最上級生で臨む今大会に「自分がどれだけできるか試したい」と懸けている。元日にはチーム全員で都内の神田明神にお参りした。佐野監督は「1つくらい勝たせてください。できれば前回以上の成績を」と祈願した。梅鉢も「あと一歩で逃してしまった全国優勝を狙いたい」と頂点を見据える。2年連続の国立へ。その可能性を十分に感じさせる初戦突破だ。

 ▼羽黒FW・ソウザ 早く点を取っていれば試合も変わっていた。残念。僕は日本でプロになりたい。

[ 2011年01月03日 ]

梅鉢3発演出、関大一貫禄16強

 ドリブルで攻め込む関大一・梅鉢(右)=NACK5スタジアム大宮(撮影・金田祐二)

 「高校サッカー選手権・2回戦、関大一3-1羽黒」(2日、NACK5)

 前回4強の関大一(大阪)が3‐1で羽黒(山形)を下し、3回戦進出を決めた。J1鹿島入団が内定しているMF梅鉢(うめばち)貴秀(3年)がFKでアシストするなど全3得点に絡む活躍で、貫禄を見せた。

  ◇  ◇

 “関一のジェラード(=リバプール)”と呼ばれる逸材が、モノの違いを見せつけた。試合開始1分、左サイドからのFK。梅鉢が右足で高くけり出したボールは、何かに導かれたかのようにエースFW井村の頭へと向かっていった。

 「東京に来てからも、セットプレーの練習はしていた。ああいう相手に嫌なボールを蹴ろうと思っていた」。その後も、右CKでDF今井の追加点を演出すると、試合終了間際にはFW井村のダメ押しゴールの起点に。万全な状態ではない中、全3得点に絡む圧巻の存在感を示した。

 11月の大阪府大会決勝で左ひじじん帯を断裂。全治3カ月と診断され、一時は全国大会出場も危ぶまれたが、驚異的な回復力で何とか間に合わせた。

 今年はやらねばならない理由がある。府大会ノーシードから、怒とうの快進撃を見せた昨年の準決勝の青森山田戦。PK戦までもつれ込んだ死闘は、5人目のキッカーだった梅鉢が外し、惜敗した。

 「去年はあと一歩で逃した。今年は全国優勝を狙ってます。去年の先輩たちの分も、僕らが引っ張って、優勝したい」。1年前の悔しさをバネに、高校屈指のボランチに成長。主将としてチームをけん引し、リベンジの舞台にたどり着いた。

 元日には、テレビで入団が内定しているJ1鹿島が天皇杯を制した様子を目に焼き付けた。「刺激を受けた。自分もいつかはあの舞台でプレーしたい」と自分の未来を思い描きながらも、しっかりと足元を見つめている。「今は一高で、楽しんでサッカーをやりたい」。頼もしき背番号9を中心に、今年も吹き始めた“関大一旋風”。今度こそ頂点に立つまで、止まらない。

(2011年1月2日)

快勝も反省点を口にする梅鉢くんである。
このキャプテンシーが鹿島入団後も生きて来るであろう。
両足で蹴れるセットプレイも武器であり、今から期待に胸が躍る。
高校最後の大会で1試合でも多く輝いて欲しい。
楽しみである。

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