無知の知

ほたるぶくろの日記

智積院展

2023-01-07 18:58:55 | 日記
サントリー美術館『京都・智積院の名宝』へ行ってきました。

お目当ては長谷川等伯、長谷川久蔵親子の襖絵。
「楓図」「桜図」「松に秋草図」「松に黄蜀葵図」

私は長谷川等伯が好きです。
先日は東博で、このところのお正月恒例「松林図屏風」を拝見してきたところ。
能登生まれで遅咲きの天才。
智積院のこれらの絵は既に京都でも拝見してきたものですが、
何と東京へお出ましになると知って、昨年秋から行こう行こうと思っていたのです。

なかなか機会がつかめず、1月22日までなので、あと少し。
今日は絶対、と思っていました。

会場を巡るとまず「桜図」が先にあって、その清々しく優しい絵を堪能。
そして隣に「楓図」。
やはりお父様、等伯の画面は艶と力強さが圧倒的です。
とはいえ、どちらも名画。並んで拝見するのは眼福でした。

サントリー美術館は六本木にあります。
久しぶりに訪れました。前に来たのは鳥獣戯画の展示だったか。
って開館記念の時ですか。2007年!

時の流れは速すぎる。しばし呆然。
その後も興味をそそられる展覧会は数知れず。
が、とてものこと訪れる暇も体力もありませんでした。

六本木自体もひょっとするとその時以来?
いや、国立新美術館には何度か足を運んでいるので、そうでもない。
でもこのミッドタウン、ガレリアは久しぶりです。



和を意識した内装。店舗も和物を扱う店が多く、外国人の来訪者を意識した品揃え。
少しぶらぶらして良いものを見せていただきました。

4 Comments

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Unknown (saopen)
2023-01-08 07:27:18
新年に美術館巡りよいですね。
長谷川等伯、存じませんでしたのでネットでざっくり。本物は迫力あるのでしょうね。
襖絵も和室があってこそですよね。
都会は美術館たくさんあっていいなぁと思います。私も重い腰をあげて今年はでかけたいです。
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ほたるぶくろさんへ (Dr.K)
2023-01-08 10:45:00
長谷川等伯の松林図屏風は、東博で何度か見たことがありますが、その他のものは、何点か観ているわけですけれど、あまり記憶にありません。
今回、長谷川父子のものを沢山観てこられたのですね(^_^)
よかったですね(^-^*)
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お出かけください (ほたるぶくろ)
2023-01-08 17:58:58
自然がありませんのでその代わりの美術館です。
寂しいですが、仕方ないですね。
数少ない、癒しの時間です。

saopenさんも地元の美術館、探索してご教示ください〜
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Dr.Kさま (ほたるぶくろ)
2023-01-08 18:02:32
目の保養になりました。

狩野派も良いのですが、長谷川等伯の絵はどこか琳派に繋がる装飾性とたおやかさ、艶があると思っています。

機会がありましたら是非ご堪能ください。
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