サントリー美術館『京都・智積院の名宝』へ行ってきました。
お目当ては長谷川等伯、長谷川久蔵親子の襖絵。
「楓図」「桜図」「松に秋草図」「松に黄蜀葵図」
私は長谷川等伯が好きです。
先日は東博で、このところのお正月恒例「松林図屏風」を拝見してきたところ。
能登生まれで遅咲きの天才。
智積院のこれらの絵は既に京都でも拝見してきたものですが、
何と東京へお出ましになると知って、昨年秋から行こう行こうと思っていたのです。
なかなか機会がつかめず、1月22日までなので、あと少し。
今日は絶対、と思っていました。
会場を巡るとまず「桜図」が先にあって、その清々しく優しい絵を堪能。
そして隣に「楓図」。
やはりお父様、等伯の画面は艶と力強さが圧倒的です。
とはいえ、どちらも名画。並んで拝見するのは眼福でした。
サントリー美術館は六本木にあります。
久しぶりに訪れました。前に来たのは鳥獣戯画の展示だったか。
って開館記念の時ですか。2007年!
時の流れは速すぎる。しばし呆然。
その後も興味をそそられる展覧会は数知れず。
が、とてものこと訪れる暇も体力もありませんでした。
六本木自体もひょっとするとその時以来?
いや、国立新美術館には何度か足を運んでいるので、そうでもない。
でもこのミッドタウン、ガレリアは久しぶりです。
和を意識した内装。店舗も和物を扱う店が多く、外国人の来訪者を意識した品揃え。
少しぶらぶらして良いものを見せていただきました。
長谷川等伯、存じませんでしたのでネットでざっくり。本物は迫力あるのでしょうね。
襖絵も和室があってこそですよね。
都会は美術館たくさんあっていいなぁと思います。私も重い腰をあげて今年はでかけたいです。
今回、長谷川父子のものを沢山観てこられたのですね(^_^)
よかったですね(^-^*)
寂しいですが、仕方ないですね。
数少ない、癒しの時間です。
saopenさんも地元の美術館、探索してご教示ください〜
狩野派も良いのですが、長谷川等伯の絵はどこか琳派に繋がる装飾性とたおやかさ、艶があると思っています。
機会がありましたら是非ご堪能ください。