あきれた断り方

2011年07月24日 07時42分24秒 | アイデアのかけら

実家の網戸を張り替えようという話になった。

そこで張り替えをしてくれる業者をネットで探した。
価格的にどこもさほど代わりがないので、
一番最初に出てきた街の工務店に電話をした。

すると、

「今、網戸は取り付けしかやっていなくて、
 張り替えはやってないんですよね」

え?
しかし、ホームページに書いてあるじゃないかと言うと、
すいませんのひと言もなく上記の言葉を繰り返すばかり。

おそらく取り付けの方が儲かるのだろう。
確かに張り替えの方が時間もかかるだろうし、
そのわりには取り付けよりも料金は安い。

断るひと言でその思惑が透けてみえる。
せめて「今、仕事が立て込んでいまして」
と言えば、ああそうかと納得できただろうが、
あんな露骨な断り方をされたら、不快感しか残らない。

「だったらホームページにその旨を書いておけばどうですか」

そう告げると「やっておきます」と吐き捨てるように言われた。

後日、その工務店のホームページを確認したら、
当然のごとくそんな注記はなされておらず、
「網戸張り替え、網戸修理一枚でも直ぐにうかがいます」
の言葉が踊っている。

ダメだ。
まったくダメだ。

僕はもう二度とこの工務店に何かを頼むことはない。

まあ、僕一人ぐらい失っても痛くも痒くもないだろうが、
要は断り方ひとつで将来の客も失う、という話である。