見えない行列

2023年09月17日 13時04分32秒 | アイデアのかけら

 

知人の体験談だ。

 

昼食のために近所の町中華に入ると、

いつも混み合っているのに、

その日は珍しく他に客がいなかった。

 

 

これはついている。

そう思いながら注文を済ませた。

 

 

その後に想定外の事態が待っていた。

なかなか料理が来ないのだ。

 

 

厨房からは調理する音が途切れなく聞こえてくる。

しかし料理は来ない。

 

 

結局、料理が来たのは20分後だった。

 

 

原因は待っている途中でわかった。

UberEatsだ。

 

出前の注文が大量に入っていたようだ。

調理するあの音は、出前のためだった。

 

 

知人曰く、

 

「見えない行列があったんだ」

 

 

見えない行列。

うまいことを言う。

 

 

僕も同じような経験をしたことがある。

 

 

新型コロナ禍で苦境に陥った飲食店にとって、

当時、UberEatsは救いの神だった。

 

あの時に導入し、客足が戻ってきた今も続けている店は多い。

 

 

だが、大半の店は人員もオペレーションも、

店の客と出前の両方をさばけるようにはなっていない。

 

 

だからこういう事態が起きる。

 

 

UberEatsを止められない店の気持ちもわかる。

他に客がいないのに待たされることの苛立ちもわかる。

 

 

でもさすがにそろそろ改善策を考えないといけないのではないか。

 

 

冒頭の知人はインド料理店を経営しているが、

夜はメニュー数を減らすことで店内とUberEatsの両立させることを

試みているそうだ。

 

 

他にどんな改善策があるだろうか。

下北沢映画祭に行く(2023.9.16)

2023年09月17日 08時01分26秒 | 日々のかけら

Sep.16(Sat.)

 

■今日という日。

 

世の中は三連休初日だが、朝から地道に台本書き。

 

 

途中、『めん助』へ昼食をとりに出た以外、夕方まで仕事。

 

 

夕方、下北沢の北沢タウンホールへ。

 

下北沢映画祭の『「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」をめぐって』(13)

観るために。

映画と上映後のトークショーのイベント。

 

 

この映画の存在を知ったのは7月頃だったか。

むしょうに観たくなったのだが、公開は4月だった。

 

しかしその後、下高井戸、早稲田の名画座で上映することが判明。

そこで観ようと思ったが、上映は一週間限定、しかも1日1回だったので、

タイミングが合わず断念。

 

今日、ようやく観ることがかなった。

 

 

 

 

 

伝えたいもの/伝わってくるものに、しみじみ感じ入ると同時に、

なんともこそばゆい気分になりました。

それは僕の年齢ということもあるのかなあ。

 

アフタートークで、

作品を語る上で制作者の性差は考えないでほしいという話が出たのでなんですが、

監督と登場人物の年齢が近いことも、あの空気感の源になっていたのではないかと。

その時にしか出来ない表現というものは確実にあると思うので。

 

 



 

映画もアフタートークも満足したのだけれど、気になって点がひとつ。

 

前売りだと一般は1800円なのですが、当日だと世田谷区在住・在勤は一般1000円。

念のため僕は前売りを買ったのだが、世田谷区在住者としては、ちょっと不満が残る。

通常、前売りの方が何らかのアドバンスがあるものなんだけど。

どうしてこういうかたちにしたのだろうか。

 

 

下北沢で家人(大)と夕食をとる予定だったが待ちきれず、

1人で『松ちゃん』に入ってしまったと連絡が。僕もそこに合流。

 

 

 

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている・続』第3・4話を観る。