リフォーム工事では予期せぬことが多々起きますが
これらのことを知識と経験で未然に察知して提案してあげることが
できれば工事途中での追加工事などが発生しにくくなり、
工程もスムースに進むのでとってもいいことなのですが。
今回、SB様邸のリフォーム工事にて、和室の壁を表面だけ
塗り替えする工事として見積もっていたものが、進めて行くうちに
どうも下地のほうからやり直さなくてはいけないような結果に
なってしまいまして、結果としてSB様に金額の負担をお願いすることに
なってしまいました。
昔の左官工事のやり方で、荒壁に対する下地材とラスボードに対する
下地材を同じものが使ってありまして、長期的に考えると剥離する可能性が
あり、今回やり直したほうがよいという判断でした。
施工に入る前に、壁については確認調査をしたのですが内部までは
わからなかったのが本音です。
しかしながら、今回のような経験が以前にあれば、施工に入る前に疑って
かかることが出来たのかもしれないという思いがあります。
そうなれば、結果的に工事にかかる金額は一緒だとしても、事前に提案できることと、工事途中で追加金額をお願いすることは、かなりの差があります。
SB様には仕方なく了解をしていただいた形になってしまいましたが
私自身の反省は大きいです。
今後に活かしていかなくては・・・と。
このようなことが少なく、また施工方法として最良の選択をして
さらに工事金額との兼ね合いも見ながら提案して行くことが
バランスよくしていけることがリフォーム工事の満足度を
上げていけることかなと思っています。
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