15年から20年ぐらい前は輸入部材を多く採用させて
もらった時期がありました。
多くは木製サッシ(マーヴィンやペラ)玄関ドアや
内装ドア、床材なども採用していました。
その当時は日本製よりもはるかにコストパフォーマンス
が良かったというのが採用の理由でした。
木製サッシも一部のお客様には腐朽菌などで
窓枠が腐っていったりしてご迷惑おかけした
ケースもありますが何年たっても全く問題ない
お家も多くあって何とも複雑な気持ちです。
輸入部材は住んでいる方のメンテナンス精神が
必要だということをその当時の私たちは認識が
足りなかったので反省をしています。
日本の住宅はお引渡しをしてもあまり手入れを
しないことが通例になってきていましたが、
海外では特にアメリカは自分の住宅の手入れメンテナンスは
住んでいる人のライフワークのように行われています。
輸入部材の多くがそのような文化の中で支えられて
進んできているので私たちが輸入部材を扱ううえで
その認識をもっと強くお伝えせねばいけなかったのだと
思っています。
いま経年の劣化をしてきている部材は輸入部材を
販売してきた部門の方にサポートしてもらって
メンテナンスは可能ですがいかんせん部材調達に
時間がかかったりすぐに調整なんてことができないで
いることがネックになっています。
できるだけのメンテナンス態勢で取り組んでいますが
痒い所に手が届くとはいいがたいのが現状です。
できるだけの対応で少しでも長く快適に使用してもらえるように
務めていきたいです。
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