関市板取地内の集会場の耐震工事に取り組むことに
なりました。
昭和52年に完成の建物ですので40年あまり経過しているわけです。
板取地域も合併後は急速に過疎化が進みましてこのような
集会場も地区での管理や維持していく経費が非常に
厳しくなってきているのが現状です。
関市としても過疎地域の箱ものに対しては地域住民の
管理というのが目指すところでお互いの思いが難しいところで
ぶつかり合っているところです。
どこの中山間地域でも同じような傾向の問題を抱えて
いるとは思いますが、日本中おなじようなことが
起きているんでしょうね。
地域住民管理に移行するために建物自体の基本性能といえる
耐震性に関してはしっかりと担保するために今回の
補強工事が始まります。
公共建築物のほとんどが耐震強度不足の建物に対しては
すでに大半が耐震補強を済ませた感がありますが準公共?の
集会場などはこれからといったところです。
本当に過疎化スピードが速いので今後の10年後いや5年後が
想像しがたい現状になってきました。
何とかせにゃ・・・とは思うのですがなかなかいいアイデアも
なく地団駄踏んでいる状態です。
もっと人間がいなくなって自然がさらに豊かな地域?というのも
イメージしたときがありましたが、今となっては人間がいなくなれば
なるほど鹿や猿、イノシシなど群雄闊歩のおらが村になりそうな気配です。
生まれ育った板取地域にはなんとかせにゃいかんという思いを
もっていますが・・抜本解決にはならない小策をこまめに
積み重ねています。
なかなか成果は現れませんがやめないように頑張りたいと思います!
http://www.yamajo-cons.co.jp