ヤマジョウ建設

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板取のアジサイロード

2008-06-19 06:49:09 | 板取情報

今日からテンプレートもアジサイに変えてみました。
梅雨も今日から本番みたいで、今年は梅雨入りしてからが
いい天気のほうが多かったのであまり梅雨という印象がなかったのですが
帳尻は合うんでしょうね!まあ、5月が降雨量多かったので。

板取は(関市と合併したので板取村とは言えませんが)十数年まえから
村おあげて沿線道路にアジサイを植えてきましていまでは十万本をはるかに
超える株数になりました。
これから1ヶ月ぐらいの間は道路沿いでもアジサイの広場でもきれいな
アジサイの花を楽しんでもらえることができるでしょう。
是非、板取に足を運んでみてください!

このアジサイも20年ほど前から行政のリードはあったのですが、併せて
うちのおじいさんたちが健在の時代だったので地域の老人クラブの人たちの
手で挿し木などでアジサイの本数を増やしていろんな場所に植えていった結果が
このような形になってきたと記憶しています。

アジサイも手がかからない花という気がしていましたが、やはり混植が進んだり
剪定がいき届かなくなったり、雪の重みで折れてしまったりと、ちょっと手入れが
できないとその年のアジサイが小粒であったり花が少なかったりとみすぼらしい
アジサイロードになってしまった年もありました。
この市町村合併してから一時的に地域に対する思い入れというのが
トーンダウンしてしまったと感じています。
もちろん地域的な高齢化・過疎化もありますが、老人クラブや地域の
小さなグループが合併とともになくなってしまったので板取地域の人たちが
自らの手で何か地域を!!という気持ちを持てなくなってしまった気がしていました。
この地域だけというわがままが通るとも思っていませんし、いつまでも以前のような
過疎地僻地のウルトラCのような地域活性対策ができるとは思っていませんが
住んでいる住民のマインドがダウンしているのはさみしいものです。

市町村合併して3年だっけ?4年目かな、これぐらいの期間が経過すると
少しずつですがトーンダウンしていたいろいろなことがどこかしこから
「これではいけない」という気持ちがおこってくるんでしょうね。

アジサイの選定や手入れにしても少しずつおこなってきています。
そのせいか、今年はアジサイの花も大きいような気がしますし
見た目もいきいきしています。
地域の一旦落ちたマインドもこうして徐々に慣れてというか
回復していくのかなあとこの地域に住みながら日々感じています。

市町村合併や地域格差、産業格差、日本をみて、食料自給のこととか
山林など自然の保護、活性のこととか、山村僻地農村に目を向けないと
どうなってしまうのだろうという不安な予測がいつも頭をよぎります。
自分自身がずっと板取で生活していて感じることは
日本中のこのような地域に住んでいる人は皆感じているのだと
思っています。
日本の政治も眼の前の大問題はいっぱいありますが
国内の再建を本腰入れて議論してほしいものです。


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