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ワシントンってどんなとこってのは、こないだ書いたとおりなんですが、とにかく、毎日のように、講演会やらブックイベントみないなのがあって、しかも講演者が全国区の著名人、というところが、やはり首都ってことでしょうか。
前回、ご紹介した、Politics & Prose。
本屋さんで、かつカフェ。地下にカフェがあるんですが、並んでいる本がとっても今風で、右から左まで(多分)そろっている。本好きはブラブラしているだけでも楽しい場所です。このブログで紹介するような、いわゆる固い本中心に置いてますが、日本じゃ、こういう中規模で、この品揃えでは、やっていけないんだろうなって感じです。まあ、皆、本はネットで買うんで、こういう風に特化するのがいいのかな。
私はワシントン滞在中、ここに2回も行ってしまいまして、こないだの大統領史家の回と、2度目はGame Changeの著者の回。
John Heilemann & Mark Halperin - Game Change
この本は結構売れているようで、著者はベスセラー評論家ということになるんでしょうな。ここで講演するのは2度目らしくて、今回はアップデートだ、とかで。
著者お二人が、皆さんは公務員が多くて、不況は関係ないかもしれませんが、みたいなハナシをしてまして、そういえば、ここは日本でいう団地っぽい建物がたくさん建っていて、幹部でないフツーの公務員は、この本屋のある辺りに住んでいるだろうと思うんですな。ワシントン北東部です。幹部は、ジョージタウンでしょうかね。まあ、ブッシュ時代にライスはウォーターゲートコンプレックスに住んでいたとどっかに書いていましたがね。
この本屋さんは、地下鉄の駅からは歩いて遠いんですが。それでも、ここはとっても良い感じです。こういう本屋さんを意識の高い地域住民が支えてて、カフェがあり、毎日イベントをやっていて、有名人に会える。写真貼っときましたが、アルゴアも来てたんですな。クリントンや、ジョン・スチュワートなんかも来たみたいで。
アッ。昨日動画を紹介したミチェル・マドウも前日に来てるじゃないですか。
Michelle Meadows - Hibernation Station
ああ、見逃してた。ショック。行ってサインもらっとくんだった。
この本屋は旅行のガイドブックにも乗るくらいだから、ワシントンの読書人には大概知られていて・・・連邦議会のガイドさんもご存知でしたね・・・講演に来る著名人も聴衆をリスペクトしていて、それなりのハナシをする。とても和やかで、かといって、講演の後の質問コーナーで質問者がだらだら話しをしていると、質問は何なの、と詰めもきちんと入る。
良いですねえ。
日本のカフェ併設の本屋とニュアンスがちょいと違うんですな。ここの場合、カフェがあることで、ぐっと、落ち着きが出てきて、本屋で長く時間を過ごす、ゆっくり過ごす場所なんだ、という感じになるんですね。カフェが奥まったところに、ドンとあって、実はそこがこの店のコアなんだ、という顔をしていて、だから本は気楽に眺めてられる、というでしょうか。日本はカフェはつけたしですが、そうじゃなくてセンターにあるんですね。物理的にというんじゃなくて、位置づけが、ということですが。
ひょっとしたらカフェのほうが儲かってるのかも。
人がひっきりなしに出たり入ったりしない。
ワシントンに行くんなら、ここのイベントをチェックしといて、行くと良いかもですな。日本でも、よく知られているようなチョースゴイ級の人も来るんで。
書店のフロアの一角でやってて、そんなに広くないんで、せいぜい、100人から200人くらいの席しかないですがね。
それでも、著者がここに来て話しをする。よい読者だと認識されているからでしょう。
ワシントンの知的で、かつ緩やかに保守的で、オープンな感じ。
日本の本好きなら好きになる都市じゃないかと思いますね。ならないか。
英語の壁が立ちふさがってて、難儀しますが、それでも、とっても良いんですな。
ドーキンスが来た回の動画があったんで、貼っときます。
カフェの概要はこの動画が一番わかりやすいですな。
埋め込みできないんで、リンクしときます。
Politics and Prose Bookstore and Coffeehouse
前回、ご紹介した、Politics & Prose。
本屋さんで、かつカフェ。地下にカフェがあるんですが、並んでいる本がとっても今風で、右から左まで(多分)そろっている。本好きはブラブラしているだけでも楽しい場所です。このブログで紹介するような、いわゆる固い本中心に置いてますが、日本じゃ、こういう中規模で、この品揃えでは、やっていけないんだろうなって感じです。まあ、皆、本はネットで買うんで、こういう風に特化するのがいいのかな。
私はワシントン滞在中、ここに2回も行ってしまいまして、こないだの大統領史家の回と、2度目はGame Changeの著者の回。
John Heilemann & Mark Halperin - Game Change
![]() | Game Change: Obama and the Clintons, McCain and Palin, and the Race of a Lifetime |
クリエーター情報なし | |
Harper Perennial |
この本は結構売れているようで、著者はベスセラー評論家ということになるんでしょうな。ここで講演するのは2度目らしくて、今回はアップデートだ、とかで。
著者お二人が、皆さんは公務員が多くて、不況は関係ないかもしれませんが、みたいなハナシをしてまして、そういえば、ここは日本でいう団地っぽい建物がたくさん建っていて、幹部でないフツーの公務員は、この本屋のある辺りに住んでいるだろうと思うんですな。ワシントン北東部です。幹部は、ジョージタウンでしょうかね。まあ、ブッシュ時代にライスはウォーターゲートコンプレックスに住んでいたとどっかに書いていましたがね。
この本屋さんは、地下鉄の駅からは歩いて遠いんですが。それでも、ここはとっても良い感じです。こういう本屋さんを意識の高い地域住民が支えてて、カフェがあり、毎日イベントをやっていて、有名人に会える。写真貼っときましたが、アルゴアも来てたんですな。クリントンや、ジョン・スチュワートなんかも来たみたいで。
アッ。昨日動画を紹介したミチェル・マドウも前日に来てるじゃないですか。
Michelle Meadows - Hibernation Station
ああ、見逃してた。ショック。行ってサインもらっとくんだった。
この本屋は旅行のガイドブックにも乗るくらいだから、ワシントンの読書人には大概知られていて・・・連邦議会のガイドさんもご存知でしたね・・・講演に来る著名人も聴衆をリスペクトしていて、それなりのハナシをする。とても和やかで、かといって、講演の後の質問コーナーで質問者がだらだら話しをしていると、質問は何なの、と詰めもきちんと入る。
良いですねえ。
日本のカフェ併設の本屋とニュアンスがちょいと違うんですな。ここの場合、カフェがあることで、ぐっと、落ち着きが出てきて、本屋で長く時間を過ごす、ゆっくり過ごす場所なんだ、という感じになるんですね。カフェが奥まったところに、ドンとあって、実はそこがこの店のコアなんだ、という顔をしていて、だから本は気楽に眺めてられる、というでしょうか。日本はカフェはつけたしですが、そうじゃなくてセンターにあるんですね。物理的にというんじゃなくて、位置づけが、ということですが。
ひょっとしたらカフェのほうが儲かってるのかも。
人がひっきりなしに出たり入ったりしない。
ワシントンに行くんなら、ここのイベントをチェックしといて、行くと良いかもですな。日本でも、よく知られているようなチョースゴイ級の人も来るんで。
書店のフロアの一角でやってて、そんなに広くないんで、せいぜい、100人から200人くらいの席しかないですがね。
それでも、著者がここに来て話しをする。よい読者だと認識されているからでしょう。
ワシントンの知的で、かつ緩やかに保守的で、オープンな感じ。
日本の本好きなら好きになる都市じゃないかと思いますね。ならないか。
英語の壁が立ちふさがってて、難儀しますが、それでも、とっても良いんですな。
ドーキンスが来た回の動画があったんで、貼っときます。
カフェの概要はこの動画が一番わかりやすいですな。
埋め込みできないんで、リンクしときます。
Politics and Prose Bookstore and Coffeehouse
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