会計スキル・USCPA

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私が愛した池田大作

2010-02-22 01:39:34 | 政治
民主党政権になって、公明党はどうなるの、と興味があって、
まあ、私は支持政党無しの全くのノンポリでなにがどうなってもどうってことないんですが、興味があるんですな。

で、公明党やらその支持母体やら、いろいろ本で読んでもわからなかったんですが、この本でスッキリ。周辺の良かったり悪かったりする評判をたくさん仕入れるよりはやはり中心人物について、中心にいた人に語っていただくのが一番わかりやすい。

そんなに悪口ばかりが書いてあるわけでなく、これならばかつてのお身内が読んでも頭から血が上るということもないでしょう。

私が愛した池田大作 「虚飾の王」との五〇年
矢野 絢也
講談社

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かつて、この記者会見は見たことがあって、持って行かれた手帳って何が書いてあるんだろうと気になってはいたんですな。

矢野絢也元公明委員長 創価学会提訴についてスピーチ


その手帳、裁判に勝って、手元に戻ってきたそうですな。本書では、一部公開されていて、と言っても、ビックリするようなことはないんですが。



それと、もともと、創価学会は『日蓮正宗の在家の信徒団体』としてスタートしたんですが、破門される経緯も本書には書かれてます。

傍目には池田氏個人を崇拝しているだけのように見えるんですが、破門された時、内部に全く動揺がなかったわけではなかったようで。信徒の団体が、本家と関係を断ってどういう内的な整合性をつけるのか、組織としての正統性問題というのは、確かに簡単ではないんでしょう。

まあ、私が心配することじゃないんですが、大義名分問題って、意外に大事だったりしますからなあ。



さて、次に公明党がどう出るのか、結構興味あるんですがね。





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