スポック:
大使館とは方向が違うようだが・・・。
カタギリ(運転手):
大使館には向かいません。もう一軒お連れするように大使から指示されています。
スポック:
ほう,どんなとこかね。
カタギリ:
まもなく到着します。良いところですよ。
(ネオン。狭い路地。車は地下にもぐる)
カタギリ:
着きました。
スポック:
ここは,私の記憶に間違いがなければ・・・、
カタギリ:
ご存知でしたか。お詳しいですね。そう,ヨシワラです。
スポック:
ミスター・カタギリ。申し訳ないが,私はこの手のサービスは苦手でね。せっかくだが・・・。
カタギリ:
ここでお返しするわけには行きません。大使にしかられてしまいます。お願いですから見るだけでも見ていってくださいな。気にいらなければ,何もしなければ良いんです。
スポック;
しかし・・・。
(ドアがあく)
支配人:
お待ちしておりました,スポック様。このたびは,当店にお越しいただきましてまことにありがとうございます。
ボーイ:
ご予約ご指名、あーりがとーござぁいばす。
スポック:
私は,予約も指名もしていない。
支配人:
そうでございましたね。申し訳ございません。さ,スポック様を奥にお通しして。
ボーイ:
こーちらでございばす。
カタギリ:
では私はここで失礼します。楽しんできて下さい。
(応接。ソファー)
支配人:
私どもは,日頃ミラー様から格別のご愛顧をいただいております。大切なお客様がいらした折には,特別なおもてなしをさせていただいているのでございます。スポック様も,肩の力を抜いていただきごゆっくりしていただきとうございます。
スポック:
せっかくだが,私は,ゆっくりしている時間などないのだ。私は帰るので,提督にはよろしく伝えておいてくれ。
支配人:
そうおっしゃらずに,見るだけでも見ていってください。ユキちゃん。
(手をたたくとカーテンが開く。色白,細身の美人が現れる)
ユキ:
ユキでございます。本日はご来店いただき,まことにありがとうございます。スポック様には,ご満足いただけるよう精一杯サービスさせていただきます。
スポック:
いや,結構,私は帰る。
支配人:
お気に召しませんでしたか。申し訳ありません。失礼ながらスポック様のお好みを事前に調べさせていただき,一致を確認した上で彼女を選んだのですが。では,別のコをお呼びします。
スポック:
いや,そうではない。彼女が気に入らないのではないのだ。
支配人:
では,入ってやってください。彼女ほどのコは,そうは居ません。決して後悔させませんよ。
スポック:
そうではないのだ。私は,こうしたサービスを受けたくないのだ。彼女には関係ない。
支配人:
よくわかりませんね。申し訳ありませんが,スボック様。当店では,一度顔見せした後の,キャンセルはできないルールになっております。
スポック:
そんなルールなど知らない。私は,ただ連れてこられただけだ。
支配人:
そんなことをおっしゃらないで。ユキに恥をかかせないでくださいな。何もしなくて結構なので入るだけ入ってやってください。
ユキ:
入っていただけないなら,ワタシ,舌を噛んで死にます。
スポック:
バカな。ここで失礼する。
(立ち上がる。支配人ともみあいになる)
支配人:
そうは,参りませんよ。セッキュリティ(保安部員)!!
保安部員(やくざ):
へい。
Star Trek Logical Spock Music Video
大使館とは方向が違うようだが・・・。
カタギリ(運転手):
大使館には向かいません。もう一軒お連れするように大使から指示されています。
スポック:
ほう,どんなとこかね。
カタギリ:
まもなく到着します。良いところですよ。
(ネオン。狭い路地。車は地下にもぐる)
カタギリ:
着きました。
スポック:
ここは,私の記憶に間違いがなければ・・・、
カタギリ:
ご存知でしたか。お詳しいですね。そう,ヨシワラです。
スポック:
ミスター・カタギリ。申し訳ないが,私はこの手のサービスは苦手でね。せっかくだが・・・。
カタギリ:
ここでお返しするわけには行きません。大使にしかられてしまいます。お願いですから見るだけでも見ていってくださいな。気にいらなければ,何もしなければ良いんです。
スポック;
しかし・・・。
(ドアがあく)
支配人:
お待ちしておりました,スポック様。このたびは,当店にお越しいただきましてまことにありがとうございます。
ボーイ:
ご予約ご指名、あーりがとーござぁいばす。
スポック:
私は,予約も指名もしていない。
支配人:
そうでございましたね。申し訳ございません。さ,スポック様を奥にお通しして。
ボーイ:
こーちらでございばす。
カタギリ:
では私はここで失礼します。楽しんできて下さい。
(応接。ソファー)
支配人:
私どもは,日頃ミラー様から格別のご愛顧をいただいております。大切なお客様がいらした折には,特別なおもてなしをさせていただいているのでございます。スポック様も,肩の力を抜いていただきごゆっくりしていただきとうございます。
スポック:
せっかくだが,私は,ゆっくりしている時間などないのだ。私は帰るので,提督にはよろしく伝えておいてくれ。
支配人:
そうおっしゃらずに,見るだけでも見ていってください。ユキちゃん。
(手をたたくとカーテンが開く。色白,細身の美人が現れる)
ユキ:
ユキでございます。本日はご来店いただき,まことにありがとうございます。スポック様には,ご満足いただけるよう精一杯サービスさせていただきます。
スポック:
いや,結構,私は帰る。
支配人:
お気に召しませんでしたか。申し訳ありません。失礼ながらスポック様のお好みを事前に調べさせていただき,一致を確認した上で彼女を選んだのですが。では,別のコをお呼びします。
スポック:
いや,そうではない。彼女が気に入らないのではないのだ。
支配人:
では,入ってやってください。彼女ほどのコは,そうは居ません。決して後悔させませんよ。
スポック:
そうではないのだ。私は,こうしたサービスを受けたくないのだ。彼女には関係ない。
支配人:
よくわかりませんね。申し訳ありませんが,スボック様。当店では,一度顔見せした後の,キャンセルはできないルールになっております。
スポック:
そんなルールなど知らない。私は,ただ連れてこられただけだ。
支配人:
そんなことをおっしゃらないで。ユキに恥をかかせないでくださいな。何もしなくて結構なので入るだけ入ってやってください。
ユキ:
入っていただけないなら,ワタシ,舌を噛んで死にます。
スポック:
バカな。ここで失礼する。
(立ち上がる。支配人ともみあいになる)
支配人:
そうは,参りませんよ。セッキュリティ(保安部員)!!
保安部員(やくざ):
へい。
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