自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花も実も・・・

2020-05-28 19:07:00 | お散歩
ハハコグサ[母子草](キク科)
田んぼの脇でハハコグサの花が咲いていました。
小さな花ですが、一つの頭花にどれだけの花が集まっているのでしょうね。
花に何かゴミの様なものが物が付いています。
よく見るとそれはハハコグサの果実のようです。
ハハコグサの果実はそう果で、白い冠毛が付きます。

カメラを構えていると風が吹き、果実がそれに乗って旅立っていきます。
冠毛が絡み合ったのか、なかなか旅立てないものもありました。
花期に全草を採取し、天日で乾燥させたものを「鼠麹草(ソキクソウ)」と言って、鎮咳・去痰・扁桃炎・のどの腫れに用いられていました。
春の七草として食用にもされますが、これも身近な薬草なのですね。

5月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
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