自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

黄赤色の花・・・

2017-08-17 21:19:00 | お散歩
ノカンゾウ[野萱草](ユリ科:ススキノ科[APG])
本州~四国、九州の山地のやや湿った草地や土手などに生える多年草。葉は細長く弓状に曲がって垂れます。
6~8月、葉の間から花茎を伸ばし、黄赤色の一重の花を咲かせます。花被片は6個で、外花被片より内花被片の方がやや長いです。

よく見るヤブカンゾウよりも、花が一重だけあってすっきりした感じがします。
道端の土手で、クズの大きな葉の間から鮮やかな花が顔を覗かせていました。
ここはよく通る所ですが、ノカンゾウの花に気付いたのは初めてです。ノカンゾウにはあまり出会うことが無いので嬉しい出会いです。花は咲くと1日で終わってしまうので、貴重な瞬間ですね。
ノカンゾウの蕾を摘み取り、熱湯で湯がいて日干ししたものを利尿や不眠に用いる薬用植物でもあります。
また、若芽や花をお浸しにしたり、揚げ物や酢の物として食したりします。
昔から身近な植物だったのですね。

8月中旬 大和市内にて

コメント (18)
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