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自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

今でも目立つ・・・マユミ

2016-02-12 18:01:00 | お散歩
マユミ[真弓](ニシキギ科)
林を抜けて開けた所に出ると、赤く色付く木が目にはいりました。
よく晴れたこの日、青空にその赤い色がとても良く引き立っています。
近づいて見ると、それはマユミの実でした。実と言っても、中身はほとんど無くて、赤い果皮が残るのみです。
果皮が開裂しないまま、色褪せているものも所々にありました。
花はそれほど目立ちませんが、垂れ下るように付く実や、中から顔を覗かせた種子も赤く目立ちます。
冬枯れの野で、目を楽しませてもらいました。

2011年の実

1月下旬 横浜市内にて

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春を待って・・・

2016-02-11 20:23:00 | お散歩
サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)
秋に赤い実をたくさん付けていたサンシュユも、すっかり葉を落としてこんな姿になっていました。
よく見ると萎びてしまった実が、幾つか枝に残っています。
漢方で使う山茱萸は、種子を取り除いて乾燥させたものを用います。これも種子を取り除けば使えるのですかね。
枝先には丸い花芽が見られます。この時は硬く見えましたが、早ければ今月の終わりころには、黄色い花を見ることができるでしょう。
去年の実を残しながらも、春を待つ姿ですね。

10月の実

1月下旬 横浜市内にて

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ドライフルーツ・・・ムラサキシキブ

2016-02-10 22:19:00 | お散歩
ムラサキシキブ[紫式部](クマツヅラ科:シソ科[APG])
林縁の道を歩いていると、萎びた実を付けている木を見つけました。
近づいて見るとそれはムラサキシキブでした。表面は萎びていますが、紫色ははっきりと残っていますね。
これほど萎びては、鳥たちにも見向きされないのでしょうか。それとも甘さが増して美味しくなっているんですかね。
先日高尾山でヤブムラサキと出会ったのですが、同じような実が残っていました。ヤブムラサキは細かい毛に覆われていたので、見た印象は違います。
その時撮った写真、ボケボケだったのが残念です。

11月の実

1月下旬 横浜市内にて

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剥き出しに・・・

2016-02-09 19:05:00 | お散歩
クワコ[桑子](カイコガ科)
久しぶりにクワゴの繭に出会いました。近づくことができなかったので、少し離れた所からの観察です。
以前にも載せましたが、クワコは養蚕のカイコの野生種です。繭は通常1~2枚の葉に覆われていますが、その葉が枯れてなくなるとこのような姿を見ることができます。
幼虫はクワの葉を食べて成長します。その姿を確認したくて、何度かクワの木を探したことがありますが、未だ出会ったことがありません。
今年もまた、出会えることを願いつつ、クワの葉巡りをしていこうと思います。

2010年のクワコ

1月下旬 横浜市内にて

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捜索中・・・

2016-02-07 19:10:00 | お散歩
シロハラ[白腹](ツグミ科)
林縁の道を歩いていると、何やらカサカサという音が聞こえたので、音の方を向いて立ち止まると、一羽のシロハラが落ち葉をひっくり返している所でした。
餌探しをしているのでしょうか。

何か餌でも啄まないかと思って、暫くカメラを構えていたら、こちらの気配に気づいたのか、シロハラが視線をこちらに向けました。
あぁ、これでシロハラも逃げてしまうと思いきや、再び落ち葉をひっくり返す作業に戻ったのです。
よほどお腹がすいていたのでしょうか。
視線を交わしたような気になって、とてもいい出会いができました。
でも、その奥の茂みにいたジョウビタキの雄には逃げられてしまいました。

1月下旬 横浜市内にて

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