自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

イヌナズナ・・・

2015-02-23 23:10:00 | お散歩
イヌナズナ[犬薺](アブラナ科)
道端や畑、荒れ地などに生える越年草。根生葉はへら状長楕円形で、茎葉は狭長楕円形で縁に粗い鋸歯があり、基部は茎を抱きます。葉や茎には毛があり、星状毛も見ることができます。
3~6月、黄色い4弁花を咲かせます。果実は楕円形の短角果で、ナズナとは形が違います。
去年の夏に、早池峰でナンブイヌナズナを観察しましたが、こちらは身近に見ることができます。
とは言っても、私は初めてこのイヌナズナを観察しました。公園にあったので、植えられたものなのかもしれませんが、私にとっては嬉しい出会いでした。

2月中旬 横浜市内にて

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苔庭・・・

2015-02-22 16:46:00 | お散歩
よく歩く林の中で、小さな苔庭を見つけました。
このスギはここで間伐されたものでしょうが、何年か前に造られた、林の中の小道沿いにある柵の杭のひとつです。
何本か杭はあるのですが、このように苔で覆われていた物はこの杭だけでした。このスギだけ苔との相性が良かったのでしょうか。
コケの仲間も身近な植物ですが、これを鑑別するのは容易ではありません。このコケの名がわかれば、もっと親しみも湧くのでしょうが、今はただその横を通り過ぎるだけです。
課題の多い観察記です。。。

2月中旬 横浜市内にて

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もう春の野・・・

2015-02-21 16:02:00 | お散歩
ヒメオドリコソウ[姫踊り子草](シソ科)
日当たりの良い畑際の土手では、ヒメオドリコソウの花も咲き始めていました。
まだ花の数は少なかったのですが、もうすぐたくさん咲きそうな気配です。
まだ蕾のままのホトケノザも一緒に生えているような所です。ヒメオドリコソウの後ろにその姿を見ることができますね。
茎を覆うように葉がありますが、まんべんなく陽の光が当たるように少しずつずらして葉を付けているようですね。ヒメオドリコソウも独特な雰囲気がありますね。

2012年の花

2月中旬 横浜市内にて

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実りではなく・・・

2015-02-20 20:13:00 | お散歩
クヌギ[橡、椚](ブナ科)
林縁の道を歩いていると、葉をすっかり落としたクヌギの枝に実のようなものが付いているのに気付きました。
見慣れたクヌギの実は、まん丸のドングリですが、これはどうやら違うもののようです。
家に帰って調べてみると、これはクヌギの虫こぶの一つであるクヌギエダイガフシのようです。
この虫こぶは、クヌギエダイガタマバチが寄生したことによってできたのですが、1年に2回成虫が出てくるそうです。
冬の虫こぶからは雌だけが、春の虫こぶからは雄と雌両方が出てくるのです。
この虫こぶには、春に羽化する蛹が入っているのでしょうか。それとも既に旅立った後なのでしょうか。
確かなことは、この中を確認するしかありませんが、虫こぶを手に取って中を確認する気にはなりませんね。



2月中旬 横浜市内にて

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春でなくても・・・

2015-02-19 21:19:00 | お散歩
オオイヌノフグリ[大犬の陰嚢](ゴマノハグサ科)
車通りの多い街道の歩道では、アスファルトの隙間からこんな花が咲いていました。
オオイヌノフグリです。
春に限って咲く花ではありませんが、この季節になるとこの花の咲くのを探してしまいます。
今では道端の草むらや空き地などで、普通に見られるお馴染みの花ですが、明治時代に日本に渡来した外来種です。この花が来る以前の春の草地はどんなものだったのか、今では想像することもできませんね。
すっかり定着したオオイヌノフグリです。

今日は、二十四節季の雨水です。春は確実に訪れているのですね。

2月中旬 横浜市内にて

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