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自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

今年の小鬼・・・

2007-08-11 21:45:00 | 旅行
コオニユリ[小鬼百合](ユリ科)

去年の旅行でも出会いましたが、今年もキャンプ場の中を散歩していたらコオニユリに出会うことができました。オニユリに似ていますが、ムカゴはできません。
この山にはヤマユリもたくさん咲いていました。自然の中で咲くユリたちは、とても素敵ですね。
このキャンプ場の中には、小さな沢が幾つかあり、オニヤンマやキイトトンボ、ヤマアカガエルなどのカエルやサワガニも見ることができました。
昔は、ごく普通の光景だったのでしょうが、今となってはとても貴重なものです。
とてものんびりできて、心も身体も癒されてきました。。。。。

8月上旬 栃木県内にて 
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自由研究?

2007-08-10 22:21:00 | 家族
さて、この泡はなんの泡でしょう?
答えは、エゴノキ[野茉莉](エゴノキ科)の実を泡立てた物です。
キャンプ場の中を散歩していると、前日の雨で朝日に輝くエゴノキを見つけました。いくつか実を採って帰り、子どもたちを集めて水の中で実をつぶすように指示しました。
初めはなんの変化もなく、何をやらされているのかわからない様子だった子ども達に、水をかき回す様に言いました。

すると、みるみるうちに泡立ってきたのです。
昔は石鹸の代用に使ったんだよと話すと、面白がってどんどん泡立てていました。この泡は、12~13個の実を使ってできたものです。
思っていたよりも泡立ちがよかったので、私自身も驚いてしまいました。
いつもは植物の写真ばかり撮っているのですが、たまにはこういう実験をするのも楽しいですね。
子ども達も面白がってくれたので、よい想い出になりました。。。。。

8月上旬 栃木県内にて 
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再開・・・ツチアケビ

2007-08-09 21:58:00 | 旅行
ツチアケビ[土通草](ラン科)
栃木の山の中にあるキャンプ場に行っていました。朝、みんなでキャンプ場内を散歩していたら、林の中で見慣れない赤いものがありました。遠目に見るとペンキで塗った木の杭に見えましたが、ツチアケビの実がなっていたのです。
ツチアケビは北海道~九州の落葉樹林に生える多年草で、高さ50~100cmになります。花期は6~7月。葉緑素を持たない腐生植物だそうです。
今回の旅行は、幸いな事に台風にはあたりませんでしたが、初日の夕方から雷雨にあいました。でも、雷雨のあがった後、きれいな星空を見ることができました。
星降る夜とでも言うのでしょうか、天の川を久しぶりに見ることができて、うれしかったです。。。

8月上旬 栃木県内にて 
腐生植物:腐生とは、枯葉や死体などの生物以外の有機物に寄生すること。腐生植物は枯葉を分解する菌類を吸収して養分を得ているので、厳密には腐生ではない。
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イケマ・・・

2007-08-04 22:02:00 | 旅行
イケマ[牛皮消](ガガイモ科)
山野の林縁や草地に生えるつる性の多年草で、葉は対生し卵心形で先は尖り、基部は著しく湾入します。
7~8月、葉腋から花序を出し、こんな白い花を咲かせます。蜜でも出ているのでしょうか、アリが沢山花の上を歩き回っていました。
若芽は食用となります。根は有毒ですが、薬用としても使うそうです。
「イケマ」とは、アイヌ語で「巨大な根」を意味するそうです。
ちょうど1週間前の土曜日に、この花に出会いました。関東地方の梅雨明けは8月になりましたが、いよいよ夏本番。今年はいつもの友人家族と栃木方面へ旅行へ行ってきます。
どうか嵐になりませんように・・・・・

7月下旬 長野県内にて 
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ミヤママタタビ・・・

2007-08-04 09:15:00 | 旅行
ミヤママタタビ[深山木天蓼]
(マタタビ科)

北海道~中部以北の本州の山地に生える雌雄異株の落葉藤本。葉は表面に光沢がなく、花序の枝につく葉は一部分白色になります。葉の基部は多少心形で、一部のものでは円形になります。花は若枝の基部に近い葉腋につくそうですが、すでに実がなっていました。この実はマタタビと同様に用いることができるそうです。
ここの林際には、ミヤママタタビがたくさん茂っていました。実を割ってにおいを嗅いでみましたが、まだ若いせいかカメムシのような臭いでした。
こんな臭いも、ネコにとっては魅力的なんでしょか・・・・・

7月下旬 長野県内にて 
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