
ヤクシソウ[薬師草](キク科)
林際の眺めながら歩いていると、黄色い塊が目に飛び込んできました。近づいて行くと、それはヤクシソウの黄色い花でした。
この季節になると、この辺りではよく見かける花ですが、これ程固まって咲いている姿は初めてかもしれません。

同じ所から、花のアップです。昨日のコスモスとは違って、頭花はタンポポのように舌状花だけです。太陽を一杯浴びて輝いて見えますね。野に咲く花の魅力を感じられます。
以前にも載せましたが、開花期にこの花をとって干し、ごま油につけ、腫れ物に外用する事もあったそうです。
今では花を楽しむだけなのでしょうね。
2009年の花
10月下旬 横浜市内にて
ヤクシソウという名から霊験あらたかに聞こえるけれど、何にでも効くというようなものではなさそうですね。
蕾や咲き終わったときに俯くのが特徴です。
道端などでよく見かける、オニタビラコはヤクシソウと同属だったと思います。
蕾の雰囲気が似ています。
仰るとおり、コスモスの花よりも賑やかに見えました。
名前ほどの薬効は残念ながら無いようです。
ははあ、オニタビラコと同族ですか。そういう感じはしますね。
そうなのです。オニタビラコもヤクシソウも同じオニタビラコ属になります。
花や蕾を見ていると、何となく似ている気がしますね。