エゴノキ[野茉莉](エゴノキ科)
林縁ではエゴノキの実を見ることができました。5月に白い花を咲かせていましたが、8月が実りの季節なのですね。
写真を撮ろうと実を観察していた時、小さな穴が開いていることに気付きました。左端の実に穴が開いているのがわかるでしょうか。
後で調べようと思っていたら、ひろしさんの「舞岡公園の自然2」の記事でこの穴の正体を教えてもらえたのです。
この穴はエゴヒゲナガゾウムシが開けたものだそうです。この穴に卵を産み付けて、実の中で幼虫が育つのです。
エゴノキの実には、エゴサポニンという成分が多く含まれ、昔は石鹸代わりに使われたこともあるようですが、溶血作用や血球破壊作用があり有毒です。この虫にはそんなことも関係ないのでしょうね。
葉芽にはエゴノネコアシアブラムシが寄生して虫瘤もできます。エゴノキに依存している昆虫、エゴノキが無くなれば、それらも姿を消してしまいます。
5月の花
8月上旬 横浜市内にて
林縁ではエゴノキの実を見ることができました。5月に白い花を咲かせていましたが、8月が実りの季節なのですね。
写真を撮ろうと実を観察していた時、小さな穴が開いていることに気付きました。左端の実に穴が開いているのがわかるでしょうか。
後で調べようと思っていたら、ひろしさんの「舞岡公園の自然2」の記事でこの穴の正体を教えてもらえたのです。
この穴はエゴヒゲナガゾウムシが開けたものだそうです。この穴に卵を産み付けて、実の中で幼虫が育つのです。
エゴノキの実には、エゴサポニンという成分が多く含まれ、昔は石鹸代わりに使われたこともあるようですが、溶血作用や血球破壊作用があり有毒です。この虫にはそんなことも関係ないのでしょうね。
葉芽にはエゴノネコアシアブラムシが寄生して虫瘤もできます。エゴノキに依存している昆虫、エゴノキが無くなれば、それらも姿を消してしまいます。
5月の花
8月上旬 横浜市内にて