
この季節、ほのかに漂う甘い香りに気付くと、こんな花に出会えます。
秋の七草のひとつ、クズですね。

日の光を一身に浴びて、大きな葉を繁らせ、たくさんの花を咲かせています。

蕾から花が咲き、咲き終わって、実が生ってくる様子をひとつの花序で観察できますね。これを見ると、全ての花が実に生っている様にも見えます。結実率も高いのでしょうね。
ご存知のとおり、クズの根には、多くのデンプンを含み、葛粉を採って利用したり、葛根として生薬に用いたりします。
根を掘り取るのは大変な労力が要りますが、こんな花を咲かせているクズの根、どれほど大きいのか気になりますね。
2011年の花
9月中旬 横浜市内にて