ヤマジノホトトギス[山路杜鵑草](ユリ科)
いつもの林縁の道端で、今年もこの花に出会うことができました。
3~4年前、林縁の潅木を刈り払ってから、この花がたくさん咲くようになりました。嬉しいことですね。
ヤマジノホトトギスの花被片は平開するのですが、この花被片は下を向きすぎているようです。
花も通常は葉腋に付くのですが、これは散房状に花序をつけています。
こうして見ると、ヤマホトトギスの特徴を現しているように思えてきました。
でも、雄蕊の下の方には紫斑点がないこと。花期の初期の花では、茎の先に散房状の花序に着くことがある(国立科学博物館HPより)。ということから、やはりヤマジノホトトギスでいいようです。
花期を考えても、この時期に咲き始めているので、ヤマジノホトトギスでしょう。
なんか自分に言い聞かせているようですが、同定するには迷うことが多いです。
2011年の花
9月中旬 横浜市内にて