自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

夏の名残り・・・ナツズイセン

2012-09-13 20:53:00 | お散歩

ナツズイセン[夏水仙](ユリ科)
日本各地の人里近くの草地などに生える、中国原産の多年草。早春に粉白を帯びた、幅の広い線形の葉を伸ばし、夏には葉は枯れます。その後、高さ50~60cmの花茎を伸ばし、淡紅紫色の花を数個横向きにつけます。花被片は6個で反り返り、結実はしません。
林縁の草むらで、9月になったというのに、ナツズイセンが花を咲かせていました。遠目に見た時は綺麗に見えましたが、近付いてみると若干くたびれている様子です。今年最後の一花でしょうか。
これから花の季節を迎えるヒガンバナと同様に、全草に有毒成分リコリンを含みます。
間違っても口にしてはいけませんね。

9月上旬 座間市内にて

コメント (12)
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