ヤブガラシ「藪枯らし」(ブドウ科)
通勤途中に通る、いつもの近所の畑際を歩いていると、こんなヤブガラシに出会いました。
斑入りのヤブガラシです。
植物が斑入りになる原因は、遺伝的なものやウィルスなどによる外的要因など幾つか知られていますが、まだはっきりとした原因は分かっていないようです。
いずれにせよ、白っぽくなった部分には、葉緑体がなく、光合成が出来ないのです。
小学生の時理科の実験で、アサガオの斑入りの葉を材料に、斑入りの部分とそうでない部分の違いを、ヨウ素デンプン反応を用いて調べた記憶があります。
斑入りの部分は反応が見られないことで、光合成が行われていないと知りました。
アオキやフキなど、斑入りのものが園芸用として、珍重されることがありますが、ヤブガラシでは、その需要はないのでしょうね。
7月上旬 横浜市内にて