自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

実りと花と・・・シャリンバイ

2007-12-30 19:18:00 | お散歩
シャリンバイ[車輪梅](バラ科)
東北南部から四国・九州・沖縄の海岸近くに生える常緑低木。刈り込みに強く、病害虫の問題もほとんど無いことから、生垣として植えられたり、公園や道路の植え込みなどにも植えられます。
葉が輪生し、梅に似た花をつけることからこの名が付いたそうです。
樹皮から取れるタンニンは、「チーチキ」といい、奄美大島特産の「大島紬」の染料として使われています。

花期は5~6月で、花後に黒褐色に熟す果実をつけます。この木は公園に植えられていたものですが、冬だというのに果実とともに花を幾つか咲かせていました。
変種としてマルバシャリンバイやタチシャリンバイがありますが、葉の形が若干異なるだけで、分類は困難なのだそうです。
同じように見えても名前が色々あって、植物を覚えるのも難しいですね。
12月中旬 横浜市内にて 

コメント (2)
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