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自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花期を迎えて・・・ヤツデ

2012-11-14 21:10:00 | 分類なし
ヤツデ[八手](ウコギ科)
関東地方~沖縄の海岸近くの樹林や雑木林などに生える低木。葉は径20~40cmで、普通7~11裂し、肉厚で艶が強いです。以前にも載せましたが、幼木は葉の切れ込みが少なく、浅いことが多いです。
11~12月、白色の5弁花を球状に咲かせます。

雄蕊は5本、柱頭も5裂します。
果実は黒く熟します。近所の林などで、実生のものをよく見かけるのは、鳥たちが好んで食べるからでしょう。
このヤツデは、玄関先に置いてあります。去年、植えてある鉢を一回り大きくしたら、とても元気が良くなりました。今年は今までで一番花を咲かせているのではないでしょうか。
花の少ないこの季節に咲くので、貴重な花なのでしょうが、訪れる虫たちも限られているようですね。

2010年の花

11月中旬 横浜市内にて

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帰路にて・・・

2012-11-13 22:31:00 | 分類なし
スズラン[鈴蘭](ユリ科)

ツルウメモドキ[蔓梅擬](ニシキギ科)

昼食後、横浜へ帰る途中、小淵沢に寄ってお土産タイムです。
お店の前の花壇には、スズランの赤味がポツンと残っていました。小淵沢はスズランの里をうたっているようです。
お店の脇の植え込みでは、ツルウメモドキの実を見ることもできました。色付いた葉と実、秋の姿ですね。

この日は一日中良く晴れていました。
河口湖から御殿場に向かう途中の高速道路上から、綺麗な富士山を間近に見ることができました。
やっぱり富士山は綺麗ですね。旅の最後にいい物を見ることができました。

11月上旬

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食事の後に見た・・・ヒオウギ

2012-11-12 22:14:00 | 分類なし
ヒオウギ[檜扇](アヤメ科)
本州~沖縄の山地草地などに生える多年草。葉は剣形で幅20~40mm、茎に翼はありません。
8~9月、高さ60~100cmほどになる花茎を伸ばし、黄赤色の花を咲かせます。花は径30~40mmと小型で、花被片は内外片が同形です。
果実は熟すと果皮が収縮して黒色の種子が露出し、長く中軸に残ります。
根茎を干したものを「射干(ヤカン)」といい、咳や痰、気管支喘息などに用います。

千畳敷カールを後にして、昼食のソースカツ丼を食べました。これは駒ヶ根市の名物だということです。
昼食をとったお店の駐車場脇に広がる草地で、こんなものを見つけました。
ヒオウギの種子なんですね。たくさん付いていました。
ここはまだ、秋の気配を漂わせていました・・・

11月上旬 駒ヶ根市内にて

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千畳敷・・・

2012-11-10 21:11:00 | 分類なし
ロープウェイを降りて、千畳敷カールの遊歩道を歩きました。
「カール」とは、氷河によって削り取られた、椀状の谷のことをいうそうで、日本語では「圏谷」といいます。
ここ千畳敷カールは、中央アルプスの宝剣岳にあるのです。2万年ほど前の、氷河期の氷で削り取られたということです。

既に何度か降雪があり、薄っすらと雪が積もっています。
紅葉は終わり、高原の草たちは枯れ果てています。

雪から顔を覗かせている緑は、ハイマツでしょうか。

すっかり葉を落としたダケカンバ。
厳しい冬を耐えてくると、このような樹形のなるのでしょうか。
7月の終わりから9月にかけて、高山植物の花たちが咲き乱れるようです。今度はそんな季節に訪れてみたいと思いました。

11月上旬 中央アルプスにて

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カールの風景・・・

2012-11-09 21:39:00 | 分類なし
翌朝、部屋から見た風景です。遠くに見えるのは南アルプスの山々です。
この日は、朝から雲一つない晴天です。この後、千畳敷カールへと向かいますが、天気がどうなるか心配でした。この辺りの紅葉は、始まったばかりの感じでした。

標高850mのバス乗り場から専用バスに乗って、ロープウェイ乗り場まで行きます。途中、バスがようやく通れる程度の、曲がりくねった山道を登っていくのです。車窓から見た紅葉は、とてもきれいでしたが、カメラで撮る余裕がありませんでした。
30分くらい乗って、ロープウェイ乗り場、標高1662mのしらび平駅に到着です。シラビソの原生林を切り開いた駅なので、この名があるそうです。

標高2612mにある日本最高所駅、千畳敷駅まで7分半で一気に登ります。
千畳敷駅を降りて、出迎えてくれたのは、南アルプス越しに見える富士山でした。
富士山、やはり高いのですね。さすがです・・・

11月上旬 中央アルプスにて

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