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持ち家が損か得か計算してみた

標題の件、計算してみた。

条件:マンション買値¥2,500万(3LDK購入8年前、建設後9年)、市価¥2,000万(三ヶ月前の契約実績:現状は同等とのことby不動産屋)

8年で下落額が¥500万なので、家賃は¥63万/年ということになる。金融コストは頭金が¥800万で、金融初期費用が大体¥100万くらい。頭金¥800万の金利を0.5%とすると¥4万/年、金融初期費用を購入額に乗っけると下落額は¥600万で、トータル家賃は¥80万/年で、¥6.7万円/月となる。あとは購入時の金利分を毎年払っている。

仮に購入費用の全額をローン(年利3%)として、資産下落額を年で割ると、年額¥63万(資産下落分)+¥75万(金利分)でトータル¥118万/年で、¥9.8万/月だ。

家賃相場は¥10万/月を下らないので(該当物件がそう無いのでよく分からん)、現時点では若干の得か。ちなみに一昨年の今頃であれば買った値段で売れていた。出た先での家賃も結局高かったので出なかったのだが仮に売れば7年の家賃は金融コストで賄えたらしい。

ちなみにこの計算には「社宅」という概念は無い。当然私の家も社宅ではない。社宅は会社が家賃補助をしているのでこの計算には不適であろう。

 

借家の多くは3DK以下なので3LDK以上が欲しければ買うしか無いとい現実がある。なので借家と購入を一概に比べるのはナンセンスだとは思う。ある一定以上の面積や間取りが欲しければ買うしか無いというのも現実だ。

それでも買ったら損ということは無いというのが私だけの現実だ。というより売る気満々なのである。

 

結論:得もしないが損もしない。人生のライフスタイルが決定できるのであろう、お金の損得では無しに。

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コメント
 
 
 
Unknown (駒沢)
2009-11-29 23:40:30
購入した場合は固定資産税が発生し、また定期的に補修が必要になります。これについての考察が欠けています。
一方、賃貸の場合は(たいてい2年間隔で)契約更新が発生します。関東地方では家賃の2カ月ぶんが一時金として発生します。更新せずに転居した場合は「引っ越し代」が必要になります。これについての考察も欠けています。

話は少し変わりますが、サラリーマン以外の人たちは部屋を借りにくいという現実もあります。
woodさんは一流企業にお勤めのようですから不動産屋で断られた経験など無いと思いますが、自由業や自営業をしていると「十分にお金があっても」借してもらえないことがあるのです。逆に、購入したくてもローンを組めない人もいるでしょう。
転勤が多く、買いたくても買えないという人もいるはずです。

「購入か賃貸か」という選択は、単純に損得やリスクの問題では無いと思っています。
 
 
 
持ち家論争の不備な部分 (wood)
2009-11-30 00:15:48
コメントありがとうございます。

荒っぽい計算なので固定資産税や更新料、管理費は除外してます、引越し費用も(その点は誤差範囲でしょう)。まぁ大体、マンションをローンの途中で売っても損はしないという事例です。

自称マンションデベロッパー営業が「私の周りは賃貸で購入者はゼロです」みたいな言説が多いので事例を紹介したまでです。
ちなみに社宅→マンション購入だったので賃貸は経験が無いです。(あと私は三流サラリーマンです、恥ずかしながら)

>「購入か賃貸か」という選択は、単純に損得やリスクの問題では無いと思っています。

まさにその点が言いたいわけです。家族の増員減員や転勤、その他の点でも買うリスクは当然あるわけです。しかし貧乏サラリーマンには年齢が経ってから買うという選択も今まで払った家賃や社宅時代にローンを払う以上に貯金が出来るかとかジレンマも当然あるわけで。
ぶっちゃけると家を買う気ならば早く買った方がいいというのは事実だと思います。

そういう事実を無視した賃貸至上主義というのはなんだかなぁと思うのです。

>借してもらえない

なんとなく理解できます。マーケットの多くは1DK~3DKで中心は家族向けは2LDKでしょうか、3LDKは極端に少なくなります。多分、3LDKは転勤で貸すとかで、身分保障を求められるのでしょうか。2LDKでも契約料が発生するのはそれを払える人を選択しているのでしょう(そうでなければ家賃に乗っければいいはず)。

私の場合は損得勘定がやり易いマンションなのですが、一戸建てはそれこそ「思い入れ」だと思います。注文住宅の「こだわりの部分」は他人にとっては邪魔なモノなので市場性はさらに落ちます、高い家を買って売るときにはマイナス要素というわけです。それでも拘りたいのが住宅なのでしょう。

「家を買う」ということを考える際に、考え過ぎは無いと思います。その情報提供に役立てられればと思う次第です。
 
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