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やっぱ二院制の方がいいんじゃね

政治学も法学も勉強したことも無いので知識も無く、その方面の論理トレーニングを受けているわけではないので、論理が無茶苦茶だと思うがそのまま便所の落書きを書き散らす。

麻生劇場は小泉劇場とは違った意味で面白い、いやぁ面白がっててはいけないのでしょうが。小泉氏でなくても呆れます。郵政民営化で衆議院議員の2/3を取ったのを忘れてるんでしょう、しかも総務相だったということも。

為政者でもこのような勘違いが起きる。しかも問題があっても引き摺り下ろす方法は無い。ということは様々なチェック機能を国会に仕込むのがコストはかかるが妥当な方法なのであろう、二院制が要不要を議論されている件。

世論や国会を見てると(1)衆議院を握った方が強い、(2)直近の選挙で勝利した方が有利、(3)衆議院で2/3をとれば圧倒的有利、(4)衆参の両方で過半数を抑えると圧倒的有利という図式が浮かび上がる。今までは(4)のケースが多かったわけだが政策論争を不毛にしないためには(1)、(2)も重要な観点だ。今まさに自民党が風前の灯らしいが、独裁体制で意見ばらばらの民主党に(4)の状態を握らせて大丈夫かとも思う。ことあるごとに政局に持ち込もうとする民主党はせいぜい(1)か(2)程度の政権担当能力しかないとも思える。しかし前回の参議院で過半数を握ってしまったので(1)(2)共に有り得ない。それでもパワーバランスを配慮する事は可能であろう。

これが一院制ともなると(1)~(4)のパワーバランスが存在しないことになる。4年に一度の選挙で全て決まり、さらに総理が阿呆だと困るわけだ。民主党(別に自民党でも同じだけど)に一旦政権を預けるともうチェックというかバランス機能が機能しなくなるわけだ。これではおいそれと民主党に政権を任せられない。逆に言えばねじれ国会であれば安心して民主党に政権を預けられるわけだ。仮に民主党が無茶をしても衆院選は4年に1回、参院選は3年に1回なので、次の選挙が衆参どちらでも(2)の論理でブレーキを利かす事が可能になる。

国民が合理的であれば(1)~(4)でバランスよく配置することが可能になる。また社民党や共産党のようにチェック機能を組み込むことも可能であろう。

民主主義に効率を求めてはいけないのかもしれない。チェック機能をいかに作動させる仕組みづくりの方が効率に勝ると。選挙は国費を浪費するし、国会議員が多すぎれば歳費はかかるが与党の暴走を抑えるコストと見做すことが出来る。さらにジャーナリズムとネットの言論の多様性が心もとないのだから余計に感じる

 

2/18追記 こんな意見もあるようです。参議院は不要ではない!与党の一院制導入に反対する~DIAMONDonline

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