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太田総理のマニフェストの含蓄~八ツ場ダムの場合

太田総理のなんちゃらをほとんど初めて見た、それで途中から馬鹿議員のせいでチャンネルを変えた。今回のテーマは「八ツ場ダムは中止、村民に1億を払う」であった。しかし本質的には非常に興味があった、民主党議員、自民党議員、地元代表が来ていたからだ。誰がどんだけ馬鹿を晒すかという点で。でも馬鹿すぎてチャンネルを途中で変えてしまった。

1)地元と旧来与党
地元が前原大臣と対話を拒否した戦術はいただけなかった、民主党議員に突っ込まれていたが正当性は全く感じられない。そもそも論として地元対国という構図に無理がある。本当の受益者は下流の住民であるはずで、自分たちの不幸度を述べてもしらけるだけだ。さらに前原大臣をこき下ろす戦略も出口が見えない。

彼らに反対する自民党議員の馬鹿っぷりも特筆である。「地元と対話があるべきだ」と述べる馬鹿さ加減には呆れる。国家プロジェクトがなんで地元の意向で左右されるのか理解不能、国家プロジェクトの全否定であるからだ。ゲル長官が出席していたが彼はもちろんそんな愚行は行わなかった。しかし長官が淡々と論理で民主党の頭が悪い議員の不備を突いていたのであるが応援者である自民系が自爆してるので負け。(地元を重視すると言う政策は今までの自民党体質そのものであり、ゲル氏がいくら払拭しようとしても周りは旧態依然そのものである事を暴露した)

民主党とすれば地元とシガラミが無いのが利点であるにもかかわらず太田総理が出した助け舟を全く理解できていなかった。太田氏の意見は極論であるが本質を突いている、金で解決できるのであればそうすればいい、拒否するのであれば放っておけばいいということだ。民主党はそこまで理論的に整理できていない。そして勉強不足なのでヒヨッたりしている。なんか「マニフェストに載っているから」と小僧の口上を聞いていると錯覚した。

民主党陣営は「ダム問題は地元問題へ矮小すべきではない」という本質論を提案できなかった、ドンだけ馬鹿やねん。ゲル長官が味方から梯子を外された事に気付かず、そこが一気に片がつく場面だったのに。

まぁ途中でアホらしくて見るに耐えなかったんだけど。そして太田氏が民主党議員を攻撃するのはあまりにアホだからだろうね。ゲル氏に論理で勝てないのは仕方が無いとしても自党の馬鹿を宣伝する事は無いのに。

結論。太田氏の視点は極論に振っているだけに面白い、極論に振られているのでゲル氏の主張は無理目が見えた(局所論でしか語れて居なかった)。民主党議員は馬鹿なので必要ない、太田氏の助け舟も理解できないようだ。以上。

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