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1t(トン)100万円

昔の話を思い出して。

クルマは1t100万円で、鶏肉も1t百万円だと聞いた(1kg千円、100g100円)。まぁそんなもんだ、鶏肉を100g100円で1t100万円だ、クルマもベーシックモデルでそんなもん。で、後輩に質問してみた「鶏肉とクルマとどちらが高い?」。

メーカーの場合、企業の利益率と重量単価はある程度相関しているかも、というよりこの1t100万円を境に超大量販売と少量販売に企業モデルが表されているであろう。特に資材産業は大量生産低価格路線で大資本が幅を効かしている、石油などはその典型でオレフィン樹脂などは1t10万円オーダーであろう。これは量を売って何ぼの世界といえる。

一方、一般消費財では筆頭に挙げた鶏肉を始め1t100万円レベルだと安物の部類に入る。量が出るという前提だ。

1t10百万円(1kg1万円、100g千円)のレベルだとどのような商品があるかしら。魚・肉はここまでは高くない、食品は儲からないのかな、高付加価値商品、例えば菓子等を除くと。薬や化粧品など小さいものはこんなものかもしれない。

やはり、この世界で少量多品種である程度数が売れれば儲かるということか。1t100万円より高い品物を作る企業が手軽に利益率を上げられるといえる。低価格の物は価格競争に陥り易く、消費者が「安いから買う」という消極的理由で購入しているのでWin-Win関係を築きにくい、ということはリピーターが少ないことを意味するといっても暴論ではないだろう。中小の企業モデルとして、コンシュマー(流通)とWin-Win関係を築くには高価格商品、そのレベルは1t10百万円以上を目指すのが良いのであろう。また低価格商品は資本の論理で価格形成されるであろうから、ニッチでも生きづらいといえる。

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