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鶏がらスープ鍋が我が家で流行っている話

冬は鍋だ。洗い物が少なくて済み、野菜をたくさん食べられる。仕込みや具材に金がかかるのが難点だが、節約術も多数ある。

後述の鶏がらスープ鍋(具材は鶏団子・餃子など)も非常に高コストであるが外食で食せない魅力がある。またカニスキ、寄せ鍋、チリ鍋は最高費用が掛かるが、外食するのと比べれば安く済む。鶏がらスープは面倒なイメージがあるし高コストであるが(それでも3~500円である)、慣れれば手間はそんなに掛からない。

1)カニスキ
最近高くはなったが、ズワイガニ(紅ズワイガニ等)の脚肉剥き身が一般的になった。昆布出汁と薄口醤油(あと塩と酒)のスープで澄んだ味でカニを食した後に灰汁の出る野菜等を投入。後は雑多な寄せ鍋的な具材を楽しむ。こんにゃく系は灰汁が出るので最後投入で。雑炊が絶品。

2)寄せ鍋
子供が居る家族にはお勧め。鰹・昆布の出汁に出汁が出る具材を投入(鱈・貝・カニ等)。ローソン・イオンの冷凍うどん(セブンのは腰が強すぎてだめである)を投入して「うどんすき」ライクも超お勧めである。スープの味は薄めを薦める、薬味(かんずり・おろし生姜・レモン・ポン酢等)で味の変化を付けるため。(塩味は薄め出汁は濃い目で。隠し味に味の素を入れるのがお勧め、その量は1Lに耳かき程度以下:隠し味)

出汁の系統(鰹・鶏がら)を問わず鍋万能のお勧めの具材が「さつま揚げ」である。おでんの主役であるが、出汁が出るから主役なのである。

 

閑話休題。標題の「鶏がらスープ」であるが、失敗の少なく、かつ満足度の高いスープである。そのレシピを(二人分)。

材料:鶏がら2羽、玉葱半分、葱の青い部分3本分、生姜3片(包丁で潰す)、大蒜3片、葉物1枚(白菜キャベツ等)、他野菜くず・椎茸の軸等。

1:下準備:鶏がらのあく抜き:沸騰した湯に鶏がらを投入して灰汁を出す。皮や脂、内臓をきちんと落とす。また冷凍された鶏がらは切断されて組み合わさっている場合があるので、部材の満遍なく加熱されていることが必須。水洗いで内臓・皮・脂を取り除く。圧力鍋に投入する際、5cm程度に分割。(出汁成分は関節・骨髄にある) 

2:圧力鍋に下準備した鶏がら・野菜を投入し、沸騰後弱火で加熱、1時間程度(時間があればゆっくり加熱が好ましい)。さらに余裕があれば、1h後に崩れた野菜(出汁が出きった)を取り出し、再加熱。
漉した後、塩:醤油:酒を1:5:5程度で調味。ちなみにこの時点では味が硬い。鍋の具材の野菜の出汁でまろやかになるので心配は不要である。ただし塩分は薄めで。 ここでスープが完成。(二人分で1.5L程度)

閑話休題:このスープはラーメンにはなかなか応用できない。そこそこ上品なのだ。

 

応用としては「豚骨」「鰹出汁」を混ぜると応用が膨らむ。いわゆる「ちゃんこ」「鶏団子鍋」「水餃子鍋」のいいとこ取りというか、そういうローテーションで楽しんでいる。

 

塩味の濃いだけの「(レトルト)市販鍋スープ」ではなく、まずは鰹出汁での鍋を堪能して、標題の「鶏がらスープ鍋」を堪能していただきたい。



 

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