goo

地味な仕事は評価されない件

スズキ・キャリィの宣伝に菅原文太さんとはるな愛さんが出ているのだけれど、本家きゃりーさんが出ないのは何でだろう?スズキのCMに出ているのに。

 

標題の件、ネタバレにならない範囲で。

僕は消費財メーカー研究所容器包材担当。仕事は包材全般の仕様の評価、企画部門の提案にアドバイスをしたり、自信が無ければ試験をして評価。これを包材メーカーと工場と仕掛かりを連携するという緩い部署。誰かがやらなくてはならない詰まらない地味な仕事、個人的にはやりがいを感じている。
そして新商品の事故は包材に関する事が殆どなので、我々の責任とは思えない案件(事例の殆ど)のことを含めて「あいつら仕事していない」という社内評価を頂いている、らしい。

給料上がんないなぁと思っていたらそういう事だったのか。本人も地味な仕事だと思っているのだから。ちょっとヒアリングしてみると隣接している中身研究屋さん、企画部門、工場からリスペクトされていないようだ。まぁ当然の結果か。

 

そこで「wood君の部署って必要かね」と本社の部長に問われた。最初は組織改変の話しかと思っていたが、そうではなく「本当に必要が無い」と思っているようであった。よく購買担当が愚痴ってるのは評価されないという意味で不幸だと思っていたが彼らの方が幸せだと思った、少なくとも必要とされているからだ。

1年で100種以上の商品の包材全ての部材(外装含む)の仕様についての妥当性を数人で検討・評価して、事故は可能な限り抑えてきた。ここ10年で回収はゼロ。出荷間際に問題点が発覚したことはスケジュールや社内ルールを無視した案件がほとんど。それでも「包材で問題が起こっている」と広く認識されているという事。
新たな案件も包材メーカーとルールを構築して商品のレベルは日々向上している。

 

企画部門はデザインを具現化したことで、中身部門は中身が売りで、工場は生産で、社内に売り要素があるんですよね、、、。容器包材部門は材質・仕様のアドバイスがメインで、ちまちました合理化の実行部隊、あとはクレームの調査。地味ですねぇ。
空気のような存在でいいとは思っていたのですが、空気だから要らないと言われると凹む。 

 

辞めようかな、まぁ僕が辞めても補充は効くので会社は困らないのだけれど。

だれか雇ってくれませんかねぇ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )