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己のプライドや怒りでの嫌味で人間関係が壊れる事案

なんか僕の周りで起きていることの雑感。恥ずかしいので僕の事案はないです。

・開発部門が顧客と商品設計すると、どうしてもスケジュールは顧客寄りになり、研究の提示したスケジュールに乗らない。そのこと自体は仕方がないと思う。しかし顧客の要望を全部飲んでサンプル要素をとサンプル数を増やして「顧客の要求ですから」とシレッと言われ、挙句の果てにスケジュール延長を顧客に告げられた研究の同僚が担当者部門の会議ではなく、全体スケジュール確認の会議で切れてた。

ここで「切れた研究員(グループ長)」が未熟なのか、顧客の御用聞きで結果を纏められない開発部員が悪いのかということではない。研究員の要望が正だとすると研究員の言う通りなのだが、商売は相手があって成立するものであり、顧客との折衝が上手くいかなかったことを大会議で糾弾するのが正しいかという事である。

要は開発部門が顧客と交渉が順調には行かなくて、部下に残業をさせたけど成果がなかったことをアピールしたに過ぎない。この開発部員は職位が研究員よりも下だったので反論しなかった(僕はそう感じた)が、顧客との交渉内容を理解しようとせずに吊るされた開発部員の気分を忖度する。当たり前であるが開発部門の担当もちょっと抜けているのであるが。

 

・開発部門の迷走で新しいブランド構築の具体案に大きな遅れが出た。開発部門は包材メーカーに二枚舌を使って「スピード最優先」と伝え、金型投資が二重になったことが明らかになって逃げた。このことは常識的には開発部門の責任問題だと思うのだが、購買に問題を押し付けてシレッとしている。開発が遅れたこと自体は営業とのやりとりなどがあるからそのこと自体は一方的に非難される案件では無いと思うが、周りに問題を押し付けて、「次の仕事は、、」とか言っているのが気持ち悪い。本当に悪いと思っていないのであろう、多分。

 

こんな感覚なので、開発は研究と本社技術と工場すごくギクシャクしている。僕がすごく不思議なのは開発担当者が「自分は悪くない」と思っているようで、ギクシャクの原因は技術部門にあると思っているようなのだ。
ちなみに上記に挙げているように技術部門が悪くないという事を主張したいのではない。他部門の不興を買っても「自分が悪くない」と思えば、大きな会議で「自分が悪くないこと」、不満を表明し、関係を悪くすることを厭わないことである。

この感覚が分からない。大きな会議で不満を表明されて、不快に思わない人物は居ない。
そしてここから二通りの人間が居る。「上司の指示なので私が悪いわけではない」と「近づきたくないので先送り」である、子供である。どちらも技術屋が求めている論理と全く関係ない。

 

僕のバリバリの技術屋新人の頃は仕事は目的と段取りで8割決まると教わった。しかし、この業界案件は他プレイヤーが居て、論理ではなかなか仕事は進まない。そこを見越して手を打つのが常識なのであるが、このような人間関係ではそんなこと無理だ。

 

謝る事ができない、自分が正しいことを主張する人間を僕は信用しない。裏切るからだ。そして彼らは大抵仕事を完結させる能力に劣る、ケツを拭けないからだ。

 

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